しかし、基本は衣食住の全てを背負って旅をするのがトレッキングです。
これが気持ち良いんだなぁ。
全責任を背負うことで得られる自由ってのもあるし、社会からのエスケープ感もある。
全ての責任と引き換えに、羽が生えたような自由を手に入れる。って感じです。
そうです、社会に背を向ける行為なんだと思います。
せっかく背を向けるのですから、便利道具は持っていかない方がより背を向けたことになり、楽しみも増すってものです。
が、どの便利を持ち込んで、どの不便は楽しんでしまうのかは、人それぞれ選ぶものです。
何を持ってきたかで、その人の考え方がわかります。
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省略することがすべてではないのです
全部入るのか? ご心配なく。パッキングの魔術師と呼んでください。
私は、食事は質素にしますが、レギュラーコーヒーを淹れる道具一式は持っていきます。
出かける前の荷造り(パッキング)は、何を持っていかないかの自己マネジメントとして楽しめます。
バックパックに詰める前に必要なモノを一覧して、更に取捨選択を繰り返し、必要な単位に小分けしていきます。
そこで大活躍するのがジップロックです。
アウトドア用の圧縮袋とか、防水力の高いスタッフバッグなど、専用性の高い収納用品も使いますが……。
私の山旅は、ジップロックと共にあると言っても過言ではないのであった……。
いつもの大好きなコーヒーをテントでも飲みたい。
先ずはレギュラーコーヒーの粉。
今回は2人で3日なので予備も入れて150g。
日帰りならミルも持っていきますが、今回は軽量化を優先して、粉にして、小型のジップロックに。
3日ならフィルターは7枚。予備を入れて8枚?
さらに、ドリッパやペーパーフィルタと合わせて、一回り大きなジップロックに。
ゴミ入れ用の袋も入れておく。
無洗米は便利だな〜
以前は、一度洗って干して……無洗米を自作していました。
次は米。
私の飯ごうはメスティンの1.8合炊き、1.8合ごとに小分けして飯ごうの中に入れます。
本当に、無洗米は便利ですね。
濡らしたく無いモノたち
いろいろ試したけど、これが一番軽量で濡れない。
一番濡らしたくない、シュラフとソックスもLサイズのジップロックに入れてしまう。
最近のバックパックには、防水性が高い素材が多く使われています。
私のパックも完全防水ではありませんが、そこそこの耐水性。
ジップロックを上手く使って、パックのレインカバーなしで行っちゃいます。
スマホやライト、薬なども当然これで防水。
天気予報を聞くためにラジオも持って行こうかなー。
今回、新しく導入したのがこれです、470mlで蓋付き。
これを食べるのに最適だと思います。
小分けの理由は
必要以上に小分けしているのは、いざという時に使えるからです。
ゴミ袋とか濡れたもの入れはもちろん、枕とか、打ち身を冷やすための氷嚢とか……。
食器とか、ボウルの代わりにしてソーメンを洗ったり、洗面器やバケツの変わりとか…… まさに万能ですね。
どうしようもない時にはトイレにもなるでしょう……。
採取可能な場所でなら、山菜を採ったり、育てるために樹木のタネを分けてもらう時にも便利です。
土壌のサンプルを採取したり、釣った魚も入れちゃいます。
私の冒険の旅を支えてくれます。
可能な限り繰り返し使うこと
しかし、軽くて丈夫であるがゆえに、廃棄されたものを魚が食べてしまうなどの環境問題の原因になっていることも事実です。
(ジップロック固有の問題ではなく、プラスチック全般の話です。) 私達にできることは、可能な限り繰り返し使う事。
そして、廃棄する際には定められた方法で確実に廃棄する事だと思います。
こんなに便利なんだからもっと高価でも良いと思いますよ。
実際に高価になると困るので、「高価なものだ」と思い込んで、とことん再利用しましょうね。
ありがたいジップロックを、これからも使い回して行きます。
皆さんもとことん使い倒してくださいね。
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