2007年の9月1日から始まったグーグルがスポンサーの「Google Lunar X PRIZE(グーグル・ルナー・エックスプライズ)」という賞金レースがあります。
気になるレースの内容は以下のとおり。
・月にロボットを送り込み、月面を500m以上走行
・その際の月面をHD動画で撮影、地球に送信
このミッションを最初に成功させたチームが優勝です。いまだかつて、こんなにもゴールの遠い競争があったでしょうか…。
レースの期限は2015年の12月31日まで。そして、このレースに日本から唯一エントリーしているチームがありました。それが「ホワイトレーベルスペース」というチームです。現在、クラウドファンディング「Campfire」で月面探査ローバーの開発資金を募集しています。
技術開発リーダーには「小惑星探査機 はやぶさ」の開発にも関わっていた東北大学の吉田教授。今回、月面探査ローバーの開発に必要な希望金額は200万円。500円から誰でも支援ができ、1万円の支援をした場合は、完成したプロトタイプを体験操縦できる特典などもあります。
民間でロケットを月に飛ばしてローバーを走らせる。もしかすると優勝賞金の16億円以上にお金がかかりそうな、気が遠くなるようなプロジェクトです。しかし、これを本気で実現しようとしている日本チームがあります。これは応援していきたいですね!
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