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このロングセラー商品の元ネタは、ニューヨークのリノベ倉庫にあった!?

2019/01/30 21:30 投稿

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創業40周年を迎えたベイクルーズが、トレンドと普遍をコンセプトとするジャーナル スタンダードで培った感性をインテリアに落とし込んだブランド、ジャーナル スタンダード ファニチャー。

「クラフトな遊び心地」を掲げるROOMIEが、コレはワクワクする! と興奮したアイテムを定期的にご紹介していきます。

今回は、ジャーナル スタンダードファニチャー 渋谷店からお届け。

木と鉄の組み合わせって、雰囲気ありすぎ!

ブルージュ ドーリー

ジャーナル スタンダード ファニチャーの家具のなかでもひときわ異彩を放つ、こちらのコーヒーテーブル。

実は、ROOMIE編集部のオフィスでも長年お世話になっているものだそう。

表情のある木材と鉄の組み合わせは、雰囲気がある。というか、ありすぎ!

「木と鉄の組み合わせは、非常にジャーナル スタンダード ファニチャーらしいと思います」とは、渋谷店スタッフの前田さん。

木材は、海外の線路で使われている枕木の古材を、オイルでしっとりとした仕上げにしたもの。

そこに、鉄の滑車や脚を組み合わせます。

「存在感も、アクも強いアイテムですが、かれこれ7、8年も前からのロングセラー商品です」

元ネタは、ニューヨークにあり?

そもそも、何が元ネタなのか。気になって訊いてみました。

「ニューヨークで、リノベした倉庫で暮らしていた感度の高い人たちが、もともと運搬用に使われていた荷車をテーブルに見立てて使っていたんです。

それをもとに、アメリカで買い付けた滑車に木材やガラス天板を張って作ったのが最初。それから、サイズなどを日本用につくり直したのが、この『ブルージュ ドーリー』なんです」

テーブルの端にも、元ネタの荷車のディテールがそのまま残されている

かなり重量があるうえに、雰囲気強すぎるかな……。なんて思っていたボクも、そんな話にすっかりメロメロになったわけであります。

荷車をひく労働者や、倉庫を埋め尽くす運搬品の様子、また、ニューヨーカーたちの洗練された暮らしなど、遠くニューヨークの情景が脳裏に浮かんできます。

あぁ、どうしてわれわれ男子は、歴史背景のあるモノにこんなにも弱いのでしょうか……!

ハードな家具を部屋に馴染ませる裏技とは

とはいえ、インダストリアルテイストの広まりがあるここ何年かのうちに、ひとり暮らしの女子からの需要もぐんと伸びているらしいのです。

無骨な家具をさらりとインテリアの一部に使っている女子がいたら、グッときちゃいます!

かなり重量があるので、フローリングには直置き厳禁!ラグを敷くか、脚にクッションシールを貼るかで対応するのがおすすめ

それでも、雰囲気ありすぎて部屋で浮いちゃいそう……。と不安な気持ちを察知してか、前田さんからひとつアドバイスが。

「ラグやクッションといったファブリックアイテムを近くに置くことで、空間をやわらかな印象にまとめられますよ!」

単体で見るとハードなコーヒーテーブルも、なるほどジャーナル スタンダード ファニチャーの得意とするファブリックと組み合わせることで自在に表情を変えるというワケか!

そんな裏技があったなんて! と思わず膝を打つのでした。

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BRUGES DOLLY [ジャーナル スタンダード ファニチャー]

Photographed by Kenya Chiba

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