傾いている人物を被写体に、カメラも同じような角度に傾けて撮影しただけのフォトグラフィー作品「Tilt」で、錯覚のような不思議な感覚に陥りますね。
斜めに傾けた写真なんて、普段でも何気なく撮りそうですが、メインとなる被写体も同じように斜めだと、周囲の世界が回転しているように見えて頭が酔いそうです。
素敵な街並みに溶け込む日常の人たちが写っているだけなのですが、世界が斜めになるだけで、こんなにも違和感が生まれるんですね。
ニューヨークやフランスで活動するフォトグラファーRomain Laurentさんの作品です。ホームページにもまだいくつか写真がありますので是非ご覧ください。
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