「いい夫婦」の形は人それぞれだけど、きっといい関係には、つかず離れずちょうどいい「距離」があるような気がします。
そんな夫婦のちょうどいい距離を体感できるレストランが代々木上原にオープンすると聞いたのですが、一体どんなレストランなの……?
早速行ってみました!
こちらは代々木上原に期間限定でオープンした、TABLE898というレストラン。
実はこの「898」という数字に、いい夫婦に関係する重要な意味が隠されているというのですが……。
店内は暖色の照明やろうそく、モルタルの壁・木や革など、自然を感じる素材が多く配され、落ち着いた雰囲気。
でも今のところはまだ、特別変わった点は見当たらないぞ……?
足元に謎のメモリ!
ふぅ……とイスに腰を下ろす、なにやら向かい合ったふたりの足元に距離を測るメモリが!
実はこのメモリに記された「898mm」という距離こそが、このレストランのコンセプト。
夫婦が会話するのに最適な距離!
JTが40組の夫婦を対象に行った実験によれば、夫婦が会話するのに最適な距離が、この「898mm」。
なるほど、テーブルに座れば自動的に、夫婦にとってつかず離れずのちょうどいい距離感で会話が楽しめるワケですね!
フルコースをふたりで
出てくる料理は全て、パリでも著名なフランス料理人、田中淳さんによるもの。
例えば、こちらはフルコースの一品目、アミューズの「結び」と名付けられた料理。
お皿が真ん中で割れるようになっていて、赤いビーツのチップスがふたつのお皿を繋ぎます。
これは夫婦の“赤い糸”をイメージしているのだそう。ロマンチックすぎて私にはちょっと眩しいよ……。
インテリアにも注目!
内装は東京・代々木上原で6軒の料理店を営むフレンチシェフの丸山智博さんによる総合プロデュース。
男性的で無機質な素材と、女性的な丸みのある素材を組み合わせて、夫婦のバランスを表現しているのだそう。
照明はオーダーメイド×オーダーメイドランプシェードは、器をメインに作る木工作家・内田悠さんによるもの。
木の器を作る内田さんにシェードを作っていただくというのは、納得感もありつつ、驚きです。
頭部はNEW LIGHT POTTERYと共同デザイン。
金属の無機質な素材と、木目による温かみを感じる一点です。
他にもフランス・ジェルデ社のヴィンテージランプが静かに控えています。
定番チェアに、オリジナルを載せていくチェアはデンマーク人の5人に1人が所有すると言われる、FDBモブラーのJ49。
この定番チェアに重量感をつけるために、オリジナルの革製カバーをつけたのだそう。
座面にもクッションがついていて、革が体に吸い付くようにぴったりフィット。心地いいですね。
12月2日までですよ〜
TABLE898は、2018年11月22日(木)〜12月2日(日)までの期間限定オープン。
18:00〜と20:45〜の二部制で、7,000円(税込)のフルコースが味わえます。
ふたりで過ごす余裕があまりなくなってきたからこそ、この機会に時間を作って、ちょうどいい距離感で会話を楽しんでみては?
店舗名:TABLE898(テーブル ハチキュウハチ)営業期間:2018年11月22日(木)~12月2日(日)
住所:東京都渋谷区西原3-12-14
時間:18:00~20:00/ 20:45~22:45 ※完全予約制
金額:フルコース ¥7,000(ドリンク別)
席数:20席(全席禁煙となりますが、プルーム・テックのみご使用頂けます)
電話番号:03-6327-2267(予約専用)
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