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JINSと建築家がコラボ!めがねって「見せたい自分」になるためのツールなんだ

2018/11/20 11:00 投稿

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めがねをたくさん持つ人、ひとつを長くかける人、

裸眼で生きていける人(うらやましい)、コンタクトレンズの人(わたし)……。

今回、めがねを選ぶことが“その人のアイコン”や“こだわり”になることを、改めて強く感じるプロジェクトに出会いました。

めがねブランド・JINSは、“メガネの定義を問い直す”ために、

デザイナーや建築家とコラボする「JINS Design Project(ジンズ デザインプロジェクト)」に取り組んでいます。

2017年の第1弾ではプロダクトデザイナーのジャスパー・モリソンさん、2018年の第2弾では工業デザイナーのコンスタンティン・グルチッチさん、

そして今回発表になった第3弾は、イタリアを代表する建築家のミケーレ・デ・ルッキさんを起用します。

私たちは、みんな自分自身のデザイナーである

発売記念に行われた、ライゾマティクスの齋藤精一さん、ミケーレさん、Takramの渡邉康太郎さんによるトークイベント

建築や家具デザイン、イタリアの建築雑誌『Domus(ドムス)』の編集長まで手がけるミケーレさん。

発売記念のトークイベントでは“人は常に自分自身をデザインしている”と話してくれました。

僕にはそっくりの双子の兄弟がいて、20代前半のときに兄弟と違う外見にしたくて、ヒゲを生やしはじめたんです。

これが、自分の最初の、そして現在進行形の建築プロジェクト(ミケーレさん)

何を着て、食べて、誰と付き合うか……人は常に自分自身をデザインしていますね。

人が人たる最大の特徴は、唯一“自分を外から見られる”、そして“新しい状況に合わせて新しいものをつくる”動物であること。

みんなクリエイターだ。

そこで、今回「We are all designers of ourselves(私たちは、みんな自分自身のデザイナーである)」というスローガンを打ち出したんです(ミケーレさん)

これからのめがねってどんなもの?


建築模型のように、木でモックアップをつくるところからスタート

ライゾマティクスの齋藤さんが「建築家は普遍を扱うもの。古いものへも新しいものへもリスペクトが必要」と語るとおり、

ミケーレさんは今回、初めてめがねのデザインをするにあたり、

めがねの歴史を徹底リサーチし、ウエリントンやボストンといっためがねの種類が、どのようにデザインされ、時代とともに変化してきたかを追うことからスタートしました。


「ミケーレ」 めがね名は、それぞれ本人と事務所スタッフから


「モニカ」

分析したデザイン要素を再構築し、事務所のスタッフの顔をモデルにしつつ、

最終的には「ラウンド」「多角形」「ボストン」「キャットアイ」の4種類のデザインに。


「フェデリカ」


「デイビッド」

ウッド調やクリア、マットなどの素材や色の表現で、

これまで生まれてきた、さまざまなめがねの要素を詰めこみました。

「めがねと建築は似ている」

人はいつも劇場のように、『見せたい自分』を演じています。

だからコミュニケーションの必要性が生まれるんです。

そう考えると、JINSのように値段を抑えて、場面に合わせて“自分を着替えられる”のを可能にしているって、とてもありがたい哲学(ミケーレさん)

めがねも建築も、オブジェとして見るときと、実際に人が使うときでは、まったく見え方が異なる。

どこから入場し、太陽の光はどこから入るのか……などの文脈が、建物のフォルムを決めるように、

肌の色、鼻の形などのコンテキストをふまえることが重要なのが、めがねと建築の共通点だ、というのです。

ミケーレさんデザインのめがねは、11月22日(木)から全国のJINS店舗&JINSオンラインショップで発売スタートです。

価格は、それぞれ度付きレンズ込みで12,000円(税別)。

めがねとは、みんなの“こういう人になりたい”スイッチを押し、アイデンティティを気軽に着せ替えられるツールなんですね。

JINS Design Project

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