自転車やランニングでアクティブに出勤をしたい、仕事帰りにジムで一汗かきたい。でもオフィスではスーツスタイルが求められてしまうし、たくさんの荷物を持ちたくはない。そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
現在姉妹サイト「machi-ya(マチヤ)」でキャンペーン中の「Stolt Alpha(ストルト アルファ)」はスーツでもカジュアルでも合わせられる一見シンプルなバックパックですが、見た目以上に機能性が高い製品となっています。
今回、メーカーからサンプルが届いたので使ってみた感想をお伝えします。
北欧らしいシンプルですっきりとしたデザイン
フィンランド出身でロンドンが拠点のスタートアップが開発したこのStolt Alphaは北欧デザインをベースに設計されています。
北欧デザインの特徴といえばシンプルやミニマルといった点が思い浮かべられますが、このStolt Alphaもその精神を踏襲し表側には余計なポケットや小物入れなどが一切ないワンフォルムになっているため見た目はシンプルそのものです。
外側ポケットが無いので小物をよく出し入れする場合には少し不便かもしれませんが、バックパックに求められる収納力については後述する各収納部でしっかり搭載されているため十分快適に使えると感じました。
バッグのインナーは爽やかなドレスシャツのようなストライプ生地で仕立てられています。スーツ発祥の国イギリスならではのストライプ模様。プロダクトやブランドの遊び心が感じられますね。
2Lのペットボトル2本+αが入る十分な収納力
Stolt Alphaのスペースは大きく3つに分かれています。
まず、背面側スペースはマルチポケット仕様になっており、主にPCやガジェット類、文房具等を整理整頓して入れることができます。PCスリーブはパッド入りで最大16インチまで対応となっており、おおよそのモバイルPCは収納可能です。
反対側にはiPad Pro(10.5インチ)もジャストサイズで入るポケットをはじめ、サイズの違う計5つのオープンポケットとファスナー付きポケットが完備されているので使い勝手は上々です。
センターコンパートメントは大容量を確保しています。2リットルのペットボトルを2本入れてもまだ余裕があるほどの容量となっているため、普段から荷物が多い方には嬉しい設計ではないでしょうか。
またこの部分はオプションの専用ガーメントBOXがぴったり収まる仕様になっています。ジャケットやシャツなどシワが気になる衣類を携行する必要がある場合には活躍が期待できるオプションです。
一番手前の部屋は、ダブルファスナー仕様になっており必要な時にはその容量を拡張することができます。急に荷物が増えた時でもある程度までは対応可能だと感じました。またこの部分のインナーはシューズを入れることも想定し抗菌仕様になっており、ジムやランニングシューズ、革靴などをそのまま入れることも可能です。
極上の背負い心地
収納機能以外で特筆すべきポイントは背中のパッドとウエストストラップです。まず背中のパッドは肉厚でクッション性がよく、背負った瞬間にその心地よさを体感できます。たくさん荷物を入れた場合にはゴツゴツしがちですが、そのような状況でも背中へのアタリが柔らかく不快な感じがほとんどありませんでした。
また、ウエストストラップをしっかり固定した際の安定感はスポーツバッグにも負けないもので、バックパックの揺れを大幅に軽減してくれていました。実際に40人のランナーやサイクリストでテストをして設計されているそうで、走っても違和感のないバックパックと言えそうです。この2つ安定装置によって、登山用バックパックのような肩だけでなく腰でも支えて背負う安定感と快適さがありました。ちなみにウエストストラップは使用しない時には収納して隠すことができるのもスマートなポイントです。
出張や旅行に助かるオプション
専用のガーメントBOXはシャツやジャケットなどシワにしたくないものをまとめてキレイに運べるオプションです。付属品としてフォールディングガイド(折りたたみ補助ツール)とウォッシュバッグが付属しています。実際に1時間ほどの通勤でシャツやスラックスを運んでみたところ、ほぼ収納時の状態でシワにもならず運ぶことができました。上手く整理すれば2泊程度の着替えは収納できると思います。
そもそも衣類をたたむのが苦手!という方もご安心ください。下敷きのような付属のフォールディングガイドを利用することでガーメントBOXにぴったり収まるサイズにたたむことができます。
Stolt Alphaは北欧のシンプルミニマルなデザインにきちんと収納機能が備わっているだけでなく、スポーツバックパックのように背負ったときの安定性も確保された優れたバックパックだと感じました。仕事も遊びもアクティブに動き回りたい時の相棒にStolt Alphaを選んでみては?
Photo: 増田準也
Image: machi-ya
Source: machi-ya
(増田 隼也)