「The RW Chair」と名付けられたこのロッキングチェアーは、横から見ると丸いフレームがなんとも個性的。フレームの上部にはライトが取り付けられており、本を読む際の照明として使えます。照明も一緒に揺れるというわけですね。
スイッチは座ったままでも手が届く場所に取り付けられているそうですが、気になるのは電源。実は、バック部分にロッキングチェアーの揺れを利用して電気をうみだす発電機を内蔵しており、そこからライトに電気が供給される仕組みとなっています。
これをデザインしたのはイラストレータでコンセプトデザイナーでもあるMathias Koehler氏。つまり、この椅子は本物ではなくてコンセプトデザインです。
「本当にロッキングチェアーの揺れで発電が出来るのか?」「このような構造体で椅子として成り立つのか?」などなど、現実的に問題点が多数ありそうです。しかし、このようにまずは柔軟にイメージを広げておいてから、技術面を解決していくっていうデザインプロセスもありだと思いません?
本当にあったら座ってみたいロッキングチェアーです。
Rocking Wheel Chair [via Industrial Design]
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