もともとピザはパイではないのですが、20世紀半ばに英語で「pizza pie(ピッツァパイ)」と呼ばれていたそうです。イタリア系移民によるピザがニューヨークに開店し、生地が厚く、アメリカナイズされてゆくビザが、「ピース・オブ・パイ(パイの一切れ)」と呼ばれているうちに「ピザ・パイ」となっていったとか。
という由来はさておき、厚手の生地のピザ・パイを切るこのカッター、ニューヨークのnuop designの作で、Pie(パイ)と円周率のπ(パイ:Pi)をかけたダジャレになっているんです。Pizza Pie Cutterではなく、Pizza π(Pi) Cutterなんですね。
これを使って家でピザ・パイを切れば、子供から「ねぇ、π(パイ)って何?」と尋ねられる可能性がありますので、アメリカのお父さんお母さんたちはとっても大変なのではないでしょうか。
幸か不幸か、日本での販売先が見つからない(eBayくらい)のですが、同じデザイン会社の商品は販売されていますので、いずれ日本にも入ってくるかもしれません。その日のために、しっかりと算数を復習しておきましょう。
Pizza Pi Cutter [via ThinkGeek]
(naocs)
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