廃材や工場廃棄物でコラージュのようなユニークなインテリアをつくる、オランダ生まれのインテリアデザイナー兼職人です。
「みんなの部屋」に登場してくれたアクメファニチャーの勝山さんの家にもありました
現代的でオートマチックな手法ではなく、クラフトなあたたかみがあるインテリアには、ひとを惹きつける魅力があります。
そんなピート・ヘイン・イークが、イケアとコラボ!
イケアとピート・ヘイン・イークによる新コレクション「INDUSTRIELL/インドゥストリエル」が、4月から登場しました。
イケアが考える「職人による手づくりの家具を、高品質のまま低価格にし、より多くの方に届ける」こと。ピートも共通の考えを持っていたといいます。
個性的な“一点もの”感
INDUSTRIELL アームチェア 19,990円
大量生産は生産効率が上がり、高品質で低価格を実現できます。けれど手づくり品は、つくり手による個性的な“一点もの”に。
「INDUSTRIELL/インドゥストリエル」コレクションでは、工業生産の工程をふみながらも、均一性をなくし、個性のある製品を手ごろな価格で実現。
イケアで「唯一無二」は可能なのか?
INDUSTRIELL テーブル 39,990円
INDUSTRIELL チェア 14,990円
イケアは、一点もの感を味わえる人間味が宿らせるため、それぞれの製品で新たな生産方式をつくったそうです。
パイン材のチェアとテーブルでは、木をできるだけ余すところなく使うことに重点を置きつつ、イケアの商品製造者約1,000人に、それぞれまったく違うやり方で作業してもらったそう。
INDUSTRIELL キッチンクロス 799円。ピート自身が手描きした模様
個人的には、やはりいつものピートの家具のユニークさが好きなので、このシリーズはちょっと物足りないなとも思いつつ……
ひとの手仕事が感じられる家具が、お安く手に入るのはうれしいですね。
INDUSTRIELL[イケア]