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これさえ揃えれば、安心してDIYを始められる!プロが紹介するDIY道具7選

2018/02/21 21:00 投稿

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自分の暮らしに必要な家具やアイテムを、自身の手で作る「DIY」。いつかチャレンジしてみたいけど、まだ取り掛かれていないという人も多いと思います。

何を、どのように作るのか……しっかりと決めてから動きたいもの。DIYに使用する「アイテム」も然り。

今回は、DIY初心者の方が“まず始めに揃えておきたいもの”をご紹介します。「DIY」と聞くとすぐに駆けつけてくれるROOMIE ADVISERのむく太郎さんに、ご自身の使用するアイテムを踏まえてお話をうかがいました。

むく太郎
栃木県在住のサラリーマン。民家をリノベーションしてお店をつくるという大仕事に触れ、DIYを開始。ブログ「DIYサラリーマン・むく太郎EX」を執筆。だいたい週1で何かをつくる。コーヒーとパンを愛する元バンドマン。

スケール(別称:メジャー、コンベックス)、さしがね・スコヤ

絶対必須の基本のアイテム。これがないとDIYは始まりません(笑)。スケールでは、長尺を測ったり、木材を切るときにも重宝します。作るもののサイズを検討するときにも、このスケールが活躍しています。

ホームセンターにはプロユースのものがありますし、100円ショップでも入手することができます。自分の使いやすいもの、目盛りが見やすいものを選ぶといいでしょう。

さしがね、スコヤでは木材への墨付け(カットする部分のしるしなど)を行うときのほか、直角や45°の角度を出すときに使います。DIYで大事なことは「きちんと正確なサイズ、角度を出すこと」。材料が組み立ての際に直角になっているか確認したり、仕上がりの善し悪しは、ここで9割決まります。

さしがねなどの他に2×4材での使用に特化した「ツーバイフォー定規」などもあるので、使う材料、用途で計測器具を揃えるのも上達の近道です。

のこぎり

木材を「切る」上で欠かせないのが、のこぎり。100円ショップなどでも置いてありますが、本格的にDIYに取り組みたいという方はホームセンターで自分に合うものを選びましょう。のこぎり売り場には、たくさんの種類が取り扱われていますよ。

スタンダードな木材カットに力を発揮する「両刃のこぎり」、曲線カットが得意な「糸鋸」など、用途ごとに取り揃えているので、自分に必要な用途のものを選べば間違いありません。

個人的な選ぶ基準としては「片手でしっかり持てるか」。押し引きのストロークを繰り返す切削作業においては、やはり体力が必要になってきますので、こういったポイントも頭に入れておくと、自分にとって使いやすいのこぎりが見つかりますよ。

金づち、ハンマー

皆さんご存知、釘を打ちこんだりするのに使う「金づち」。こちらも用途や扱う材料によって、先端のハンマー部が鉄やゴムなどの素材が異なるタイプがあります。

力任せに大きなストロークで叩くのではなく、柄を短く持ち、ハンマー部分の方に重心を置き、手首のスナップを意識して軽く打ちこんでいくと、釘が真っ直ぐ入りやすくなります。

「釘を打つため」だけでなく、木材や素材を叩いて「使い古し感」を演出するエイジング加工にも重宝します。

ボンド

素材同士を接着させるボンドもやはり欠かせません。木工用、金属・ガラス・陶器にも使える多用途のものまで幅広く豊富な種類があります。

ちょっとしたインテリアアイテムから机などの家具まで、ビスや釘で木材を接合する前にボンドで接着させることによって、より強度もアップさせることができ、安定した作品につながります。

注意点として、「速乾性」の高いものは便利ですが、仮に位置がずれたまま接着してしまうと、少し経って気づいたときに修正が難しくなる場合があります。十分な位置の確認、それから適切な量を塗布することが、仕上がりを左右するのです。

小型電動ドライバー

小型で扱いやすい電動ドライバー。締める・緩めるが1台でできます。

ビット(先端)をドリルに変えて下穴を開けたりなど、使い方はいろいろ。DIYは手作業でも基本的に可能ですが、思った以上に体力勝負なところがあるので、こういった電動工具は作業を楽に効率よく進めるのに役に立ちます。

ちょっとしたねじ締め作業など、DIY以外でのメンテナンスにも重宝します。コードレスのものや安価でも、機能性が優れたアイテムも多いので、まずはこれを持っておくと便利です。

ヤスリ

木材の表面を滑らかに仕上げる際に必須のアイテム。紙ヤスリ(写真右)は粗い粒度で削るように磨き、順に細かい粒度のもので仕上げていきます。お値段も手ごろで、数十円から数百円程度で購入することができます。

#60、#120、#240、#400くらいの粒度をひと通り揃えておけば、問題ありません。木材を滑らかに整えるほか、曲線状に成形したり、ササクレ(バリ)をとるのにも有効なノコヤスリ(写真左)というヤスリもあります。

方眼ノート

DIYに必要なのは、工具だけではありません! 作るものやレイアウトの完成図をしっかりイメージし、可視化しておくことで作業がスムーズに進みます。

僕は、B5サイズの方眼ノートに家具の3面スケッチやアイデア、気づいたことなどのメモを書き込んでいます。書き記すことによって、つくるものの完成形がしっかり頭の中で整理され、効率よく作業できますよ。そして自由に思いついたイメージを書き込んで、実際にできるかどうかの検討にも。

いつの間にか、後になって読み返しても楽しめる、素敵なアイデア集ができ上がります(笑)。
※併せて、作業の際は動きやすい服装・手袋・保護メガネ・マスクなどを着用の上、無理のない範囲で楽しみましょう。

以上が「初心者の方が揃えておきたいアイテム一覧」。ここからは、DIYに慣れてきた方々(中級者~)にチェックしていただきたいアイテムの紹介です。

インパクトドライバー、電気ドリル

DIYに慣れてきて、より本格的にDIYをしていきたいなぁと思っている方も多いでしょう。

そういった方は今までの小型ドライバーだとスピード、パワー、使い勝手に物足りなさを間違いなく感じてくると思います。

そこで、ぜひ手にしていただきたいのがインパクトドライバー。電動ドライバーとは違い、高速回転することに加え、打撃を先端ビットの回転方向に与えるため、より強力かつスピーディーにビス留めなどの作業を行うことができます。

インパクトドライバーを手にしてしまうと、もう手放せません(笑)。

電動丸ノコ

DIYをしていくうちに、厚みや長さのある木材をカットしなければならない場面が出てきます。そんな時に活躍するのが電動丸ノコ。

手作業よりも正確に、刃によっては厚みのある角材のカットにも対応できたりと、作業の幅、効率が格段に上がります。

斜め切りや木材へ溝を彫ることもでき、インパクトドライバー同様、使うと手放せなくなる電動工具。ただし、取り扱いは慎重に行わないと大けがをする危険性があります。使用の際、切削中の木材に刃が引っ掛かり、押していた丸ノコが自分のほうへ跳ね返る「キックバック」と呼ばれる現象などには十分注意しましょう。

オービタルサンダー

DIY初心者が持つべき、必須アイテムでも紹介した「紙やすり」をさらにパワーアップさせたものがこのオービタルサンダー。紙やすりを取り付けたパッドが、高速で振動し木材の表面を均一な滑らかさにサンディングすることができます。

大きな面を削るときも、力をかけずに楽に素早く。手作業よりもはるかにスピーディーで正確な作業ができます。欠点として、少し機械音が大きいこと、高速の切削なので粉塵が舞いやすいことがあります(集塵機能などで最小限に抑えることも可能)。

以上がさらにDIYをレベルアップさせたい方向けにおすすめのアイテムです。

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