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室内では音楽なしでは生きていられないほどの音楽好きですが、近年は特に「オランダジャズ」を楽しんでいます。

そもそも、オランダのジャズって、日本ではそんなになじみがないかもしれません。でも、オランダで毎年7月に開かれている「North Sea Jazz Festival」は世界最大級のジャズフェスティバルで、ハービー・ハンコックなど有名なジャズミュージシャンから地元のミュージシャンまで出演するもので、音楽好きにはもはや有名かもしれません(TOPの写真はその一場面)。

個人的に、折にふれてライブに足を運んでいるすてきなサクソホン(&フルート&ギター)奏者で、オランダ発のジャズ「Uit Nederland(アウトネーデルランド)」などで活躍されている石川周之介さんは、オランダ留学経験もあり実に深みのある素晴らしい音色を奏でるミュージシャン。ちなみに石川さんの楽曲「Smile」は、先日、iTunes Storeのジャズチャートで1位にもなりました。もう1曲の「Tokyo Blue Note」とともに、オランダジャズ初心者の方に、ぜひともおすすめしたい2曲です。

今回roomieの読者へ向けて、石川周之介さんご本人から、コメントを寄せていただきました。

Smile」はホーンセクションが入っているポップスとして、一番テンションがあがる音楽かもしれません。華やかで元気になれます。その気持ちを共有できたらと思い作った曲です。「Tokyo Blue Note」は南青山にあるジャズクラブ・ブルーノート東京を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。ブルーノートはもともとはレコードレーベルなのですが、派生し、ブルーノートスケールという言葉にもあるように、音楽用語にもなっているんですよ。そんなブルーノートに「Tokyo」をつけることにより、都会のインターナショナルな夜を表現してみました。

ジャズをたしなむ方々には、ぜひ2曲を聴き比べてもらえたらと思います。

音にじっくり注目してあれこれと分析するのも十分すてきな聴き方ですが、「これ、気持ちいいなぁ、心地いいなぁ」とか感じるままに楽しめればいいかな~と。心情が変わると、音を聞いたの感覚も簡単に変わってくるような気がします。でも、その時々の心のおもむくままに聴けるのが、ジャズの良さかな、なんて思っています。くっきりとした情緒ある、音色をぜひ楽しんでみてくださいね。

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(押木真弓/まゆち)

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