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防災・キャンプに。震災をきっかけに生まれたカセットコンロ炊飯器で10分ふっくらごはん

2018/01/29 22:00 投稿

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1~2合用とアウトドアにも便利なサイズで登場した、カセットガスコンロ炊飯器「919 Quick」。

Makuakeのクラウドファンディングでは目標金額の3倍近くの資金を集めました。


人気の秘密は、1合なら約10分、2合なら約14分という、炊き上がりのスピード。

早さだけを言えば、レトルトごはんも負けていないかもしれまんが、なんのその、本商品は羽釜を使用した本格派。

「はじめチョロチョロなかぱっぱ」の昔ながらの炊き方で、ごはんが対流しながら、ふっくらと炊き上がるんです。


その上、ごはんが炊き上がるとセンサーが反応し、自動で火が消えるすぐれもの。

これで、せっかくのキャンプでおしゃべりに夢中になってご飯が丸焦げ…なんて残念な出来事もなくなりますね。

また、このプロジェクトにはとても重要なストーリーがあります。

「919 Quick」の元商品である「ななかまど 楽珍ご飯」は、1995年の真冬に起こった、阪神淡路大震災がきっかけで開発されました。

「支援物資としていただいたのは冷たいおにぎりばかり。ありがたいことだし贅沢は言えないけれど、あったかいごはんが食べられたらなぁ……」

そんな被災者が漏らした言葉を開発者が耳にし、実現できるか確信は持てなくともやるべきだと一念発起。

10数年もの長い開発期間を経てやっと完成した努力と情熱の結晶が、この商品なのです。

ガスボンベは、「919 Quick」専用製品の使用を推奨しており、1本のボンベで約10回の炊飯が可能です。

クラウドファンディング終了後の発売予定は残念ながら未定。一般販売が待ち遠しいです。

ただ、4合用の「ななかまど 楽珍ご飯」はこちらで販売中。

災害時の備えや、アウトドアにいかがでしょうか。


919 Quick[東方工業株式会社]

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