Makuakeのクラウドファンディングでは目標金額の3倍近くの資金を集めました。
人気の秘密は、1合なら約10分、2合なら約14分という、炊き上がりのスピード。
早さだけを言えば、レトルトごはんも負けていないかもしれまんが、なんのその、本商品は羽釜を使用した本格派。
「はじめチョロチョロなかぱっぱ」の昔ながらの炊き方で、ごはんが対流しながら、ふっくらと炊き上がるんです。
その上、ごはんが炊き上がるとセンサーが反応し、自動で火が消えるすぐれもの。
これで、せっかくのキャンプでおしゃべりに夢中になってご飯が丸焦げ…なんて残念な出来事もなくなりますね。
また、このプロジェクトにはとても重要なストーリーがあります。
「919 Quick」の元商品である「ななかまど 楽珍ご飯」は、1995年の真冬に起こった、阪神淡路大震災がきっかけで開発されました。
「支援物資としていただいたのは冷たいおにぎりばかり。ありがたいことだし贅沢は言えないけれど、あったかいごはんが食べられたらなぁ……」
そんな被災者が漏らした言葉を開発者が耳にし、実現できるか確信は持てなくともやるべきだと一念発起。
10数年もの長い開発期間を経てやっと完成した努力と情熱の結晶が、この商品なのです。
ガスボンベは、「919 Quick」専用製品の使用を推奨しており、1本のボンベで約10回の炊飯が可能です。
クラウドファンディング終了後の発売予定は残念ながら未定。一般販売が待ち遠しいです。
ただ、4合用の「ななかまど 楽珍ご飯」はこちらで販売中。
災害時の備えや、アウトドアにいかがでしょうか。
919 Quick[東方工業株式会社]