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タランティーノ初の西部劇『ジャンゴ 繋がれざる者』が面白すぎる

2013/03/01 21:02 投稿

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ジャンゴ。D-J-A-N-G-O。Dは発音しない

クエンティン・タランティーノ監督最新作ジャンゴ 繋がれざる者』が、ついに日本上陸。監督初の西部劇は悪が悪を制するマカロニ・ウェスタンスタイルで、南北戦争直前のアメリカ南部を舞台にした、復讐劇にしてラブストーリー。独特のセンスが随所に光る、極上のエンタテインメントに仕上がっています。

タランティーノ作品といえば、個性あふれるキャラクターと絶妙なキャスティング。先日開催された第85回アカデミー賞の脚本賞の受賞スピーチで、監督自ら語っていた通り、今作にも長く語り継がれていきそうな強烈な面々が登場します。



こちらが主人公のジャンゴ(ジェイミー・フォックス)。キング・シュルツにスカウトされ、奴隷から晴れて自由の身に。賞金稼ぎとしてお訪ね者を殺しまくる彼の目的は、最愛の妻を奪い返すこと。



歯医者から賞金稼ぎに“転職”したドイツ人、Dr.キング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)。フェアで紳士的な男で、ジャンゴを奴隷ではなくパートナーとして迎えます。ヴァルツは今作で『イングロリアス・バスターズ』に続く2度目のアカデミー助演男優賞を受賞!



カルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)。大農園の若き暴君で、趣味は奴隷同士を闘わせること。幼児性と残虐性を持ち、人間性のかけらも持ち合わせていないキャンディを、これが初の本格的悪役となったディカプリオが見事に憎たらしく演じています。



キャンディの執事にして、育ての親でもあるスティーブン(サミュエル・L・ジャクソン)。見た目は黒人、心は白人。人前では老いぼれた執事ですが…。ジャクソンは今作でも目が離せない存在感でゾクッとさせてくれます。

もちろん、タランティーノ監督ならではの痛快なアクション(&残虐描写)や、放送禁止用語連発のウィットに富んだ台詞も満載。目を覆いたくなるほど残酷なのに何度も大笑いしてしまう、痛烈な骨太ムービーです。

『ジャンゴ 繋がれざる者』
監督・脚本: クエンティン・タランティーノ
出演: ジェイミー・フォックス、クリストフ・ヴァルツ、レオナルド・ディカプリオ、サミュエル・L・ジャクソン、ケリー・ワシントン、ほか
配給: ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2013年3月1日(金)より丸の内ピカデリー他全国ロードショー!

ジャンゴ 繋がれざる者』[ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント]

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