大晦日の12月31日(日)には、開場時間を26:00(入場は25:30まで)まで延長し、年越しのカウントダウンを実施することを発表!
年越しの瞬間に特別な演出も準備されており、九州在住の方はもちろん、年末年始の休暇を利用して全国から多くの人が集まりそうだ。
福岡城は、城の規模としては九州一を誇り、別名を石城と呼ばれるほど、非常に立派で美しい石垣が有名。その規模と美しい石垣を生かした展示作品は、以下の通り。
大天守台跡の石垣に住まう花と共に生きる動物達
/Animals of Flowers, Symbiotic Lives in the Stone Wall – Fukuoka Castle Ruins
全長60m、高さ約10mの福岡城大天守台跡の石垣に、花々で表現された動物が出現。
人が動物に近づくと、花々は散っていき、全部散ってしまうと、動物は消えていく……というメッセージ性の高い演出となっている。
呼応する、たちつづけるものたちと木々
/Resisting and Resonating Ovoids and Trees
本丸跡に光を放つ、自立する『物体』を点在し、『物体』が人に押され倒されかけると、光の色が変化し、色特有の音色を奏でる。
そして、その光と音色は、周りの『物体』と木々にも伝播していく。光や音色が伝播していくことで、その向こうに人の存在を感じ、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識するように演出されている。
呼吸し呼応する石垣 – 石城跡
/Breathing Resonating Stone Wall – Fukuoka Castle Ruins
「呼応する、たちつづけるものたちと木々」からの光が、全長約630mの石垣に呼応。石垣を照らす光が呼吸するように明滅していく。
石垣の空書 – 石城大天守台跡
/Spatial Calligraphy in a Stone Wall – Fukuoka Castle Ruins
大天守台跡の石垣に、書き続けられる空書(空間に書く書)が映し出される。
書の強さ、深さ、速さを感じさせるようなダイナミックな動きが立体感を生み出している。
忘却の石段 – 石城小天守台跡
/Stone Steps of Oblivion – Fukuoka Castle Ruins
石段の光は、人が近づくと、強く輝き音色を響かせる。光はそれぞれ自律し、ゆっくり明滅し、光の呼吸を感じるような演出となっている。
歴史と最先端アートがミックスした空間に包まれながら、新しい年の幕開けを迎える。今までに体験したことがないような特別な年越しを過ごせるだろう。
【開催概要】■ 時間
2017年12月1日(金)~2018年1月28日(日)18:00~22:00(入場は21:30まで)
※12月31日(日)のみ、26:00まで実施(入場は25:30まで)
■ 会場
舞鶴公園 福岡城跡(福岡市中央区城内)
■ 入場料
大人1,000円、中高生600円、子ども300円※3歳以下無料
(当日券は会場のみで販売)
福岡城 チームラボ 城跡の光の祭[チームラボ株式会社]