お店でクラフトビールを目にすることが多くなったが、珍しいフレーバーの「チョコビール」はもう体験されただろうか?


「チョコレート麦芽」と呼ばれる、かじるとほろ苦いビターチョコのような風味がする特殊な麦芽を使用。ダークな色や、カカオのような香ばしい香り、ビターチョコやコーヒーを思わすほろ苦さを引き出したのがこのチョコビールなのだ。

製造元は神奈川県厚木市のサンクトガーレン。日本で小規模醸造が許可される以前の1993年にアメリカでビール醸造免許を取得し、現地でビールを製造。それを日本に逆輸入して販売していた“元祖地ビール屋”だ。

商品ラインナップは以下の通り。


「インペリアルチョコレートスタウト」は、通常黒ビールの2.5倍以上の原料を使用しているにも関わらず、1回の仕込みで通常ビールの半分程度しか量が出来ない、「超特濃ビール」。泡はシェイクのように固く真っ黒で、まるで「飲むビターチョコレートケーキ」。アルコールが9%と高く、ワインのように2年間熟成が可能。

「杏仁チョコレートスタウト」は、杏仁豆腐の原料としてお馴染みの杏仁を使ったチョコビール。1回の仕込みに使っている杏仁はなんと100kg。醸造の直前に細かく砕いて、麦汁に投入、麦芽化していない麦を数種類使用し、もっちり濃密な飲み口を表現。さらに乳糖でミルキーな風味をプラスしている。


他にもオレンジチョコレートスタウトや、スイートバニラスタウトのフレーバーもある。

クリスマスはシャンパンもいいが、せっかく友人と集まる機会。ぜひセットでワイワイしながら飲み比べてみてはどうだろうか。

チョコビール[サンクトガーレン]
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