スコットランドのデザイナーであるScott Javie氏は、目の錯覚で、穴に落ちそうになるラグ「Void Rug」を制作した。
ラグは目の錯覚を引き起こして、まるで空間に深い穴があるかのように見せる。友人をわざわざ招いて驚かしたくなるようなアイディアだ。
Void Rugは素材にもこだわりを持っていて、100%メリノウールを使用している。形の違うサイズは2種類あり、空間に合わせて選べるのもいい。
角度と距離によって巨大な穴を空間に存在させる、不思議なラグであることが最大の特徴だ。実際、上の写真も近くからだとただの丸い形をしたシンプルなラグのように見える。だが、ちょっと離れて写真を見ていると部屋に穴があるように見えのだ。
大きめのラグの方は、置き方によってはお部屋に入るのを一瞬ためらってしまう。上の写真がその例だ。空間いっぱいに広がった長方形のラグは、その部屋全体に深い穴があるかのような目の錯覚を起こす。
来客時に扉を開けたまま部屋のなかを見せつけるようにしていれば、誰もが一瞬驚いて部屋のことを聞いてきそう。デザイン性の高いラグはたくさん出回っているが、こんな風にちょっとユーモアが効いたラグはなかなかない気がする。
ラグの中でもひと際ユニークなアイテムを取り入れたい人は、Void Rugをぜひ部屋に置いてみてはどうだろう。
購入はJavie氏のホームページから、問い合わせをすることで出来るとのこと。
ただし、すごく疲れて家に帰ってきた時に、存在を忘れて自分が騙されないように気をつけたい。目の錯覚で見る人をちょっとびっくりさせる、ユニークなラグだ。