前回の「アンティーク風の卓上ランプをDIY」に続き、今回もROOMIE ADVISERのむく太郎さんが、「見せる収納棚」のDIY手順と、制作にあたってポイント(むく太郎’s CHECK!)を教えてくれた。
むく太郎
栃木県在住のサラリーマン。民家をリノベーションしてお店をつくるという大仕事に触れ、DIYを開始。ブログ「DIYサラリーマン・むく太郎EX」を執筆。だいたい週1で何かをつくる。コーヒーとパンを愛する元バンドマン。
材料は、ほぼ100円ショップで揃う
必要な材料は以下の通り。木材さえ調達できれば、あとは100円ショップで揃う。ちょっと大きめのお店なら見つかるはずだ。
・100円ショップの6連LEDライト 2セット
・木材 棚用と背板用 各1(むく太郎さんはSPF1×6材と元棚板を使用)
家に余っている板があればそれを利用しよう。なければ知り合いなどから調達するかホームセンターなどで購入を。
むく太郎’s CHECK!
LEDとアイアンバーが収まるサイズの板を選びましょう。なるべく10mmくらいの厚みがあるものを選ぶと仕上がりの質感もグッとよくなります。
さっそくDIY!見せる収納棚の作り方
1、木材をカット&ヤスリ掛け棚板となる木材を背板となる木材のサイズに合わせてカットして、丁寧にヤスリを掛ける。
むく太郎’s CHECK!
木材はしっかりとヤスリ掛けしましょう。肌触りをなめらかにするだけでなく、塗装する際に塗料が木材に馴染み、よりきれいに仕上がります。
サンダーで加工して風合いを出して水性ニスで塗装したら、棚板と背板をボンドと木ねじで固定する。
4、アイアンバーを取り付ける好きな場所にアイアンバーを設置する。2本使い、位置を変えて取り付けてもよい。
5、LEDライトを取り付ける連結球が届く位置をあらかじめマークして10mmの木工用ドリルでランダムに穴をあけたら、LEDライトを通す。
LEDライトがカバー付きの場合は、カバーを外して穴に通してからカバーを付け直す。
6、ストッパーを設置するとなお良しアイアンバーに立てかけたものが滑らないように、棚板の手前に端材を取り付けるとより使いやすくなる。壁掛け金具などで壁に取り付けたら完成だ。
むく太郎’s CHECK!
壁へ取り付ける際は下地を確認してから取り付けましょう。ご使用の際は、耐荷重も考慮して、あくまで収納要素よりもディスプレイを意識した棚としてお使いください。
間接照明としても使えそうなムーディーなこのアイテムは、オリジナリティもあり、自分好みにカスタマイズもできるだろう。それにしても端材と100円アイテムとは思えない出来栄えだ。
見せる収納棚の材料と詳しい作り方はこちらでチェックしよう。