ARで模様替え。
IKEAは、AR機能を使って部屋に商品をバーチャルでディスプレイできるアプリ「IKEA Place」が日本のApp Storeで公開されました。
Apple(アップル)のARKitを使ったこのアプリはAppleとIKEAの共同開発。ARKitの紹介の際に代表例として紹介されていましたが、やっと日本でも使えるようになりました。早速使ってみましたよ。
最初はチャット風の画面で使い方を教えてくれます。「了解」をタップしましょう。
まずは、家具を配置する床を撮影します。あ、僕の足写っちゃってる……。
次に設置する商品を選びます。収納家具がほしいなー、ということでBILLYを選択。
どーん! 部屋にBILLYが配置されました。ドラッグして回転させたり位置を変更したら決定しましょう。
設置完了。実寸大で表示されるので、まるで本当に部屋にBILLYを置いたかのよう。これなら買う前に十分シミュレーションできますね。
こういう実用的な分野でARがどんどん使われるようになると、僕たちにとってもARがより身近に感じられ、そのうち当たり前になっていくんでしょう。
これから家具を買うときはこのアプリが活躍しそうです。IKEAで買う場合はもちろん、別メーカーの家具を買うときでもサイズ感の近いものを選んで配置するとイメージがわきやすそうですね。
また、iPhoneでは画面が小さいなーという場合は、iPadを使うなんてどうでしょう?
部屋を模様替えしたいけどお金がないから気分だけでも、なんて使い方もいいかもしれませんよ。
Image: IKEA Place
Source: IKEA Place, IKEA
(三浦一紀)
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