今回は、ROOMIEの連載「みんなの部屋」で取材した部屋の中から、「観葉植物」をインテリアとして活用した例をご紹介。
中には、“観葉植物愛”にまみれ「観葉植物のために、引っ越した」という例も。部屋という大きな器と、のびのび育つ植物たちが織りなすマリアージュを、とくとご覧あれ。
もはや観葉植物が主役
お店レベルの仕上がり①この平井さんご夫婦の部屋は、いつ見てもうっとりするような絵面。
「花屋かな」と思うほど、植物にあふれた家。その数およそ100鉢。IKEAのワゴンを活用したりと、縦横無尽に観葉植物が部屋の中に設置されている。
お店レベルの仕上がり②新宿区に住む久保さん宅も、格が違う観葉植物の数。
窓一面に広がる植物たちは、日当たりや成長具合を考慮して多少ずらしたりはするものの、基本的にはランダムに配置。「この“ごちゃっと感”が気に入っているんです」と話しており、階段まで観葉植物があるし、もうとにかく愛に溢れている。
大きなモンステラが部屋のあちこちに緑がアーチ上に広がる、早稲田に住む加藤さん宅。「買った時は今の2/3くらいの大きさだったのですが、だんだん大きくなって今では自立しなくなってきました。大きければ大きい方がいいんです」と。
この姿勢が素晴らしい。
「ジャングル化」を目指すファミリー宅上記の平井さんご夫婦宅に憧れているという天井さんファミリー宅も、玄関の大きな観葉植物をはじめとして、バルコニーへ続く階段にまで植物が。
「みんなの部屋」の記事内で2回ほど「家をジャングルみたいにしたいんです」と語っている様子をみると、その本気度が窺える。
100種類の植物のために引っ越し元住吉に住む兼康さんの部屋は、「植物に欠かせない日当たりのよさと、のびのびと葉を拡げられるバルコニーが決め手」となり引っ越してきたのだそう。
植物の数は、約100種類。そういえば、観葉植物を引っ越しするのは、なかなか大変そう……。
ベランダ、バルコニーを緑尽くしに
ホームセンターでリーズナブルに購入建築設計事務所を主宰するご夫婦宅のベランダや窓際には、ホームセンターでリーズナブルに購入しているという植物がたくさん並んでいる。
どちらも「自然が好き」というが、旦那様が購入してきて、世話はだいたい奥様がしているらしい。
植物を育てるためのベランダ三軒茶屋に住む浦邊さんファミリー宅にあるのは、「植物を育てるためのベランダ」。わさわさとグリーンが茂るこのスペースは、植物のナーセリーにしたいと、あとから増築した場所なんだとか。
番外編:風呂にも緑を。
グリーンハウスをお風呂ハウスにアメリカ・カリフォルニア州北部のサンタクルーズに住むDamianさんファミリー宅は、モンゴルの伝統的な住まい「ゲル」をベースに、緑に囲まれた生活をしている。
複数ある部屋のひとつが「お風呂ハウス」。元はグリーンハウスだったこともあり、植物のある風呂空間となっている。娘さんも楽しそう。
連載「みんなの部屋」では、観葉植物を活用しているインテリアが多く、編集部としてもカメラマンとしても、印象的な写真が撮れるので、とてもありがたい。
……という側面もありつつ、住人にとっても癒しのアイテムだったり、ペットのように愛でるアイテムだったりと、メリットは多いことが窺える。
vol.2ではプランターが特徴的な観葉植物をご紹介。ぜひとも参考にしてほしい。