少し大きくなってくると、さすがに人形は恥ずかしいので天井に暗闇で光る星をたくさん貼っていた。その星を見ているとおばけや怖いことなんか忘れて、他の惑星には自分と同じような生物がいるのか、地球がなくなったら地球がないことすら知覚する主体がいないのだから無でしかないのではないか……など、宇宙や哲学のようなことに想いをはせていた。
この「Luna」も、暗闇の中で子どもの想像力をかき立ててくれそうだ。
「Luna」は月の形をした太陽光などの光を吸収して発光するライト。ひとつひとつ手作りされている。明るい光や太陽の下に30〜60分さらすことで、約1時間読書ができる程度発光する。フルで充電すれば、24時間も発光し続ける。
類似アイテムは一年使い続けると発光量が半減するものもあるが、「Luna」は10年使っても5%しか発光量が減らないので、長く使い続けられるのも嬉しい。
材料にはAlkaline Rare Earth Metal Silicate-Aluminate Oxide Europium Dopedという、発光物質とロウが使われている。壁やベッドサイドに置くインテリアとして、またアウトドアなど電気が使えない場所でのライトとしてもオススメだ。
購入はクラウドファンディングサイトKickstarterにて、小さい1.5インチ(約3.8cm)のタイプが$30(約3,370円)、大きい4インチ(約10cm)のタイプが$60(約6,700円)から(記事執筆時)。
満天の星空の下、このライトを使いながら宇宙に関する本を読んだら最高だろう。子どもができたら人形ではなくこのライトを与えたい。
Luna[Kickstarter]