衣服はもちろん毛布などの重量品を高い料金のクリーニングに出すのではなく、コインランドリーだと多少なりとも安上がりで財布にも優しいという理由や、汚くて治安が悪いという昔のイメージとは違い、キレイでオシャレという洗練されたイメージに様変わりしている背景から、主婦にも人気があるんだとか。
どうやら、それをうかがい知ることができる『サロン』のようなコインランドリーが東京・目黒に誕生したらしい。
コミュニティーをつくり出す “ウォッシュサロン”
ドイツ・ベルリンで誕生した、どうみてもカフェのような「フレディ レック・ウォッシュサロン」。
かつて演劇を学んだオーナーのフレディ レックさんが「単に洗濯をする場所にはしたくなかった」というだけあって、利用する人々のコミュニケーションが生まれる場として店内に小さなカフェスペースを作り、地元コミュニティサロンとしての役割を担っている。
オリジナルのスタイリッシュなランドリーグッズの販売をはじめ、コーヒーなどのカフェメニューがあったり、洗濯の基本やアイロン掛けなどのワークショップやライブも開催。
従来のコインランドリーでは想像もつかないような場所になっている。フレディ レックさんの表現者としての哲学という狙い通り、立派なコミュニテイサロンと化しているのだ。
コインランドリーを利用した経験は何度かあるが、洗濯が仕上がるまでの時間の潰し方に苦労したことを思い出した。
こんなサロンが近くにあれば、大きな洗濯物を抱えてでも、わざわざ持って行きたくなるだろう。
フレディ レック・ウォッシュサロン トーキョーコインランドリー:24時間営業
カフェラウンジ・グッズショップ・クリーニング・洗濯代行:9:00~21:00
東京都目黒区中央町1丁目3–13
03–6412–8671(9:00〜21:00)