そんな私が最近見つけた、“ネクストブレイクの予感がする”フォトジェニックな新感覚のティーを紹介したい。
「お茶」というと緑茶やウーロン茶を想像するだろう。日本人にとってお茶は甘いモノのイメージがないが、このお茶は、なんとチーズが入っている「チーズティ」なのだ。
この「チーズ・ティー」を提供する「Little Fluffy Head Cafe」は、2017年8月にオープンしたばかり。場所はロサンゼルスのダウンタウン。オフィス街のイメージがあるダウンタウンLAだが、近年はおしゃれエリアとして多くの若者が集う場所に生まれ変わっている。
オーナーのJennyさんが中国に行ったときにお茶+チーズのティを飲み、それからファンに。とうとう自分自身でレシピを開発してオープンさせたとか。
店内は広くないが、白で統一され、清潔感がある。オーダーカウンターには茶葉が置いてあり、希望によりテイスティングも可能。
アメリカではフォトジェニックな飲み物は、時に見た目を重視しすぎて味がともなわないことがある。しかし、ここのお茶は茶葉にこだわりを持ち、オーナー自ら中国で仕入れてきているという。
トッピングのチーズは厳選した地産のもので、それにいれる塩はヒマラヤ産のピンクソルトを使用するなど原料にこだわりを持つ。
一番の人気商品は「ジャスミンティー」。さっぱりとしたジャスミンティーの上にふわふわしたクリームチーズがたっぷり。
見た目は、ちょっと前に流行したフローズンビールのよう。味は想像できにくいだろうが、意外に合う! というのが率直の感想だ。
お茶の風味がしっかりしていて甘みがないため、クリームチースがいいアクセントになっている。また、隠し味のソルトが良い感じに味を閉めてくれる。甘いお茶が苦手な人でも、これは2層になっているのでさっぱりとコクの2つの味が楽しめる。
チーズのホイップをおいしく飲めるようにリッドにも工夫がされている。直接口で飲める場所とストローを入れる場所があり、ミックスして飲む場合はストロードでかき混ぜて、2層の味を楽しむ場合は直接口で飲めるようになっている。
日本人にもうれしい抹茶フレーバーも。甘党の人には、見た目も鮮やかな抹茶とチーズの迷彩柄の「Comouflage Matcha」がおすすめだ。
そのほか、クラッシュしたオレオが入った「Dirty Mess」など甘めのものがあるが、お茶の味を楽しみたい人はウーロン茶ベースがおすすめだ。
見た目も楽しませてくれるお茶とチーズの組み合わせ。意外にマッチすることに驚いた。その味を体験してみたい人はアメリカに旅行へ行った際、ぜひ寄ってみてほしい。
[Little Fluffy Head Cafe]