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栽培から瓶詰めまで一貫生産する、ハバネロマンの愛が詰まった「Mellow Habanero」

2017/10/11 20:30 投稿

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地球上で一番辛い! タバスコの〇〇倍辛い! と、辛さを競い合うホットソースの世界。

その原料に使われる、辛い唐辛子の代名詞「ハバネロ」。しかし、辛いだけではないその魅力をご存知だろうか。

辛いものは好きだけど、激辛は……と思っている人にも、食事を楽しむアクセントにおすすめしたいソースがある。

大阪から車で一時間。兵庫県篠山市は、昼夜の温度差が大きい気候と肥沃な土壌で、多くの農産物が育つ土地。

この地に世界的にも珍しい、栽培から瓶詰めまで、ホットソースを一貫生産している男がいる。「ハバネロマン」(近藤卓)だ。

彼のハバネロ愛は、一粒のハバネロとの出会いから始まった。

幼い頃から辛い物が好きだった少年は、大人になり東京のオフィス街で、カレーの移動販売を始める。一年後には行列ができる繁盛店になったが、結婚を機に知人にカレー店を託し、石垣島に移り住む。

ジャングルの中に家を建て、薪の火で料理をする原始的な暮らしをしている時に、知人からもらった一粒の輝く実。

口に入れると、香水のような芳香。それからフルーティーなやさしい甘味。時間差でとてつもない辛味に襲われる……。完全にハバネロに魅了された近藤氏は、その種から栽培を始める。

農業の経験も文献もない中、試行錯誤を繰り返し、数年かけて苗を少しずつ増やしていく。

その後、篠山に移住し栽培を続けるも、当初からビジネスにするつもりはなく、自分や友達のためにホットソースを作り始める。

酸味で料理の味を壊すことなく、濃厚で甘味ある心地よい辛さ。完成したソースは、京都の手づくり市から小さく販売をスタートし、今では世界中にファンを持つ。


画像:無印良品

無農薬無化学肥料で栽培されたハバネロに、タマネギやマンゴー、トマトなどの厳選素材で作られた「Mellow Habanero」。

辛さは3種類。マンゴーの甘みと心地よい辛味の『Mild』、濃厚な甘みと辛味の『Extra』、雲を突き抜ける爽快な辛さの『Heaven』。

ハバネロとハラペーニョを燻製にした別タイプの『Smoky』は、BBQで楽しみたい。お刺身や卵ご飯にもぴったりなハバネロ醤油のバリエーションも。

お子様用に作ったパスタやカレーに加えれば、手軽に大人のテイストに。からしの代わりに、納豆や肉まん、ポテトサラダにも。これからの季節、お鍋にも使えるだろう。

「意外に合う!」を見つけたり、「あ、思ったより甘い……やっぱり辛い~!」を楽しんだり、新しい体験ができる楽しい食卓になりそうだ。

Mellow Habanero]、世界中の人に愛される、ハバネロソース [無印良品]

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