電気回路について学ぶ授業だったけれど、小学校時代に学んだことの中でも最もインパクトのある実験のひとつであったことを、私は今でも覚えている。その時味わった感動を再び蘇らせてくれるようなおもちゃシリーズをご紹介したい。
普段は主役にならない脇役の電子部品を基盤の上で思いっきり活躍させた『のらぴか』シリーズ。
フリーランスのロボットエンジニアとしてホビーから産業用途まで様々なロボット開発をしている、のらとりえさんが贈るこのシリーズは、ロボットの製作過程で感じた「部品のフォルムがカッコイイ」「スイッチのカチカチ感がたまらない」「LEDがキレイ」といったような、小さな感動を気軽に触れることのできる玩具として形にしたものだそう。
現在そのシリーズは全12種類ある。
『響-hibiki-』
人体をアンテナにして受信するFMラジオ。四隅のネジ、もしくは基板の周囲(金色)を指で触れている間、人体をアンテナにしてFMラジオを受信するアイテム。
『舞-mai-』
基板に搭載された3軸加速度センサーにより検出した三次元の動きで、全てを操作する。傾けたり、揺らしたり、動きに合わせて音やドットマトリクスLEDによる模様を創り出すアイテム。
『替-tai-』
音と感触がクセになるスイッチを好きなだけカチカチできるアイテム。
『明-mei-』
空中で指を動かすと、動きに合わせてLEDが光る。指先の動きで光を操作する不思議な感覚が体験できるアイテム。
『彩-sai-』
3色のツマミを回すと色が合成されて好きな色の光が創作できる。(の)マークを指で触れると補色に変化するアイテム。
『律-ritu-』
絵で描かれた鍵盤なのに、指で触れると音が鳴る不思議なピアノ。白鍵と黒鍵それぞれ音階が出るアイテム。
『継-kei-』
センサーに指をかざすと、小気味良くカチャカチャとLEDが点滅。かっこいいメカニカル感と、心地良い音と感触が楽しめるアイテム。
『帯-obi-』
3つのボタンを押してLEDバーをカラフルにすることが可能。7つのモードでそれぞれ違った発光パターンで遊ぶことができるアイテム。
『旋-sen-』
音符マークを指で触れながら、左右に傾けると音程が変わる電子楽器。レトロゲームのような面白い音色がでるアイテム。
『刻-koku-』
時限爆弾のような緊張感のあるタイムカウントをしてくれるタイマー。キッチンタイマーやストップウォッチとして、実用にも使えるアイテム。
『染-some-』
服や写真、花びら、TV画面などから好きな色をもらって、その色にLEDを染めることができるアイテム。
『紋-mon-』
好きなメッセージを電光掲示板のように表示できる。シューティングゲームなどミニゲームも遊ぶことができるアイテム。
シリーズで集めたくなる、くせになるおもちゃであの頃のワクワクを味わってみてはどうだろうか?
[ロボット工房のらとりえ Web ショップ]