ライフハッカー[日本版]より転載:
米Lifehackerのサイト上で「部屋をキレイに保つ方法」を募集したところ、たくさんの反応がありました。たくさんの素晴らしいアイデアの中から、特に秀逸だった5つを紹介しましょう。
習慣に合わせた置き場所を作る
Fing Fang Flareonさんは、自分の習慣に従って整理をすると楽だと言います。
あらゆるものの置き場所を、自分の習慣に合うように定めましょう。何も考えずにモノを置いている場所があるなら、「ここに置くべきじゃない」などという理由でそれを変えないでください。そのまま、置き場所にしておきましょう。いつも鍵をテーブルに置きっぱなしにしてしまうなら、テーブルにボウルを置いて、そこを鍵置き場にしてしまいましょう。いつもコートを床に脱ぎ捨ててしまうなら、近くの壁にフックを付けて、コートかけにしてみてはどうですか? いつも寝室の同じ場所に服を脱ぎ捨ててしまうなら、そこに洗濯籠を置くのもありです。キッチンでもトイレでも同じように考えることで、自分の感覚に合った置き場所を見つけられるはずですよ。
好きなことをしながら掃除をする
定期的な掃除がどうしても苦手なら、StarryNight17さんの方法がおすすめ。
私のやり方:毎週リリースされる大好きなポッドキャストを聞きながら掃除をする。メリットは以下の3つ。
1. スケジュールを組みやすい。ポッドキャストは、毎週同じ曜日の同じ時間に同じ長さで聞くことができます。私の好きな番組は水曜の夜にリリースされるので、その45分間は掃除タイムになっています。
2. 音声メディアなので、テレビのように邪魔にはなりません。
3. 多くのポッドキャストは再生位置の調整がしやすいので、カウンター上の頑固な汚れに集中しすぎて内容を数秒聞き逃してしまっても、すぐに戻すことができます。
平日は短期集中
平日の仕事後は、家事に何時間もかけることはできません。そこでMelissa Hermesさんは、15分の掃除を1回か2回することに決めているそうです。
まだまだ修行中の身ではありますが、いくつかコツを見つけました。まず、家に帰ったらすぐにクイック掃除タイム。15分の間にとりあえず目立つものだけを片付け、あとは何が必要かを見極めます。自分の気力が残っている場合、洗濯物を運ぶなどの作業にもう一度15分の時間をかけます。
それとは別に我が家では、天井のファンのほこり取りなど、小さいけれどやるべきことのリストを作って冷蔵庫に貼っています。
また、我が家の第二寝室はオフィスになっていて、赤ちゃんや他人の立ち入りは禁止です。その部屋の汚れの大半は、部屋から出ないようにしています。裁縫用のテーブルをきれいな状態に保つことは不可能ですから。
“母親基準”を気にしない
確かに、今のあなたは親に育てられた結果かもしれません。だからと言って、母親がいつも言っていたキレイさの基準を引き継ぐ必要はありません。Raeさんは、自分に合った基準を決めるようにアドバイスしています。コメントには5つのポイントが書かれていましたが、その最後が特に素晴らしいので、ご紹介します。
おそらくこれが一番大事なことです。さまざまな人たちの家を訪問した結果、子どものころに植え付けられたキレイさの基準がいかにバカバカしいかを知りました。1日12時間以上働く私にとって、母の基準はとても現実的ではないと気づくことができたのです。妥協点はいくらでもあるはずです。私は人生の大半を、母親の基準に満たなければいけないと思って生きてきました。でも、今の我が家は自分にとってはきれいで快適な状態を楽に維持できています。私は一生、「毎週土曜日に朝6時起きで1日中掃除をする人」にはなれないでしょう。だからと言って「毎晩9時にキッチンを難なく掃除できる人」になれないわけではありません。私の体内時計にとっては、それが一番合っているのですから。
隠し場所を作る
Taco Bebeさんは、今すぐに取捨選択できないものをとりあえず置いておく場所を作ることを勧めています。
これが「キレイに片づける」の精神に沿っているかどうかは定かではないのですが、散らかしてもいい場所を作ることです。我が家の場合、それは客間です。物置に入れるべきだけどすぐには対応したくないものを置くのに持ってこい。「散らかしてもいいエリア」を作ることで、それ以外の場所をきれいに保つことができるのです。
実は私も、「とりあえず何でもしまっておくボックス」を使っています。もしこの方法に気が進まないようなら、これは「先延ばし」ではなく「優先順位付け」なのだと自分に言い聞かせてみてはいかがでしょうか。
5 Super-Clever Reader-Approved Cleaning Tips|Lifehacker US
Image: shutterstock.com
Claire Lower(原文/訳:堀込泰三)
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