この信頼感、見過ごせません。
収納力+耐久性+防犯性+取り扱いやすさ+デザイン。バッグの中でもショルダーバッグは、その小ささと利用シーンの多さゆえ、さまざまな要素が求められます。そのため、なかなか「これだ!」といったバッグに巡り合うのは難しいのかもしれません。
しかし、そんな複雑かつ欲張りニーズに対して満足を与えてくれそうなショルダーバッグが、「Baksteen(バクスティーン)」です。
小型に見えてペットボトルも余裕で入る大容量
Photo: 小暮ひさのりデザインは装飾の「そ」の字も見当たらない、ある意味無骨なデザインです。「Baksteen」はオランダ語で煉瓦(レンガ)を意味するとのことですが、まさにですね。でも、シンプルな見た目に反して、便利かつ安心して利用するための工夫が施されています。
Photo: 小暮ひさのり内容量は5.5L。長方形のスタイルをフルに活かせるので、ペットボトルのお茶、折り畳み傘、ハンドタオル、サイフ、スマホ、モバイルバッテリーと、お出かけ時に持ち歩くグッズを全部詰め込んでも余裕でしたよ。Kindleや小型タブレットも十分に入ります。
ちなみに、ファスナーは背中側から開けるタイプなんです。背負ったままでの荷物の出し入れは若干窮屈なのですが、背負っている時にファスナーを開けられる心配がないという防犯性に優れたつくりになっています。
Photo: 小暮ひさのり下部にあるサイドポケットもファスナー付き。パスポートやちょっとしたものを収納するのにいいですね。サイズによってはスマホなどもこちらに収納できるとは思いますけど、僕のiPhone 7 Plusは入らなくてちょっぴりガッカリ。iPhone 7やiPhone SEくらいのサイズなら入るかも?
パラフィン帆布+ターポリンで高い防水性
Photo: 小暮ひさのりやはり一番の推しポイントは、防水性です。
Baksteenは外面にパラフィン帆布を採用。ちょっとの水濡れならこうして撥水されちゃいました。また、水が染みたとしても内側にはターポリンという耐水性の高い素材を利用しているため、内部にまで到達できる可能性はかなり低め。
Photo: 小暮ひさのりそしてファスナー部にも有名なYKK社の防水ファスナーを採用していますし、裏から開ける構造で開口部が外側に面していません。「雨は絶対に入れさせんわ! フゥハーハ!」といった気合を感じさせられました。
ただ、通気性は諦めましょう!
身体に密着させていると、Tシャツの背中がしっとりするかもしれませんけど、このあたりは高い防水性にトレードオフといった感じでしょうか。
1つのストラップが、ショルダーバッグの不安定さを解消する
Photo: 小暮ひさのり素材以外にもちょっとしたアイディアがあり、こちらは本体付属の固定ストラップ。ズボンのベルト通しやポケットに挟むことで、バッグを背中にしっかりと固定できます。
Photo: 小暮ひさのり自転車に乗っていたり、走ったりしても肩にかけたバッグがずれ落ちるなんてことがありません。長さも調整できるので、背中に密着できるように調整するとフィット感が増してより安定しますよ。
ほんと、ただストラップで固定するだけですが、これだけでショルダーバッグのズレやすいといった弱点を解決してくれてお見事! また、固定ストラップは「Baksteen」だけじゃなくて、他のショルダーバッグなどでも利用できるようですよ。
Image: machi-ya「Baksteen(バクスティーン)」のカラーバリエーションは灰色、茶色、黒色の3色展開で11,800円+送料から、クラウドファンディングサービス「machi-ya」で支援が可能です。
防水や防犯といった防御力にステータス全振りしているピーキーなショルダーバッグかと思いきや、使ってみたら容量も大きめですし、固定ストラップは便利。確かに防御力の高さは目を見張るものがあるにせよ、トータルで見ても使いやすいショルダーバッグとなっているのではないでしょうか。
詳細、支援については以下のリンクからご確認ください。
>>「Baksteen(バクスティーン)」の詳細・支援ページへ
Photo: 小暮ひさのり
Image: machi-ya
Source: machi-ya
(小暮ひさのり)