いざという時、あなたは何を持ち出したいだろうか。非常用持ち出し袋を準備している人も多いかもしれないが、もしペットを飼っていた場合、連れて行く準備はできているか?

私の実家には3匹の犬がおり、そのうち2匹は高齢でうまく歩くことができない。もし災害が起こったら、彼らをどのように連れ出すことができるのか、常々不安に思っている。大切なペットと暮らす人は、もしもの時のことをしっかりと考えておくべきなのではないだろうか。

災害を想定して設計されているリュック型防災ペットキャリー「GRAMP」は、普段使いできる移動用キャリーでありながら、避難先で過ごすことも想定されているのが特徴。

専門家が考え抜いた、ペットの防災に必要な機能たち

タフでライト、ペットに最適な空間、かつケージ機能アリ

アウトドアユースのバックパックをベースに、背負った時になるべく負担を軽減できるようなデザイン。裏面の生地には、耐久性に優れたPVC素材を採用している。

ペットの体のつくりや習性を考え、重量8㎏までのペットが体を丸めたり、伏せの体勢、体の向きをバッグの中で変えることができる空間となっている。

「GRAMP」の背面部分を開放すると拡張し、キャリーだけでなく、ケージとして使うことができる。

給水ボトルホルダー、視野のコントロール

どこでも給水できるよう給水口が設けられている。給水ノズルをセットし、給水ボトル固定することで、ペットはバッグ内で水を飲めるのだ。

また、外の情報を適度に遮ることで、余計なストレスを取り除ける。50x150cmの布が付属しているので、防寒や雨除け、視線のコントロールに使おう。

収納力アリ、4Way、ジッパーコントロール、視認性とデザイン性の高さ



手さげ、ショルダー、リュックサック、ペットの顔が見える前向き抱っこもできる仕様なので、その時々に合わせた持ち方でペットを運ぶことができる。また4つの収納ポケットを内蔵し、ペットに関するものを入れておくのに便利。

ジッパーコントロールは、寒い時の凍えた手や、手袋をしている手でも、ジッパーを素早く開閉できるよう配慮されている。

太い白ラインが光に反射し、遠くからでもよくわかる他、ペットの異変にすばやく気づけるように、中の素材はペット用キャリーとして珍しいメディカルホワイト(白色)を採用。


もし災害が起きたら……大切なペットを一緒に連れて出ることはもちろん、その後、避難先で一緒に過ごすことも検討する必要がある。ケージに変身させ、給水ボトルを設置することで、当面はなんとかペットと過ごせそうだ。キャリーを検討することがあれば、こんな多機能キャリーはいかがだろうか。

リュック型防災ペットキャリーGRAMP [machi-ya]
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