なくすを、なくす。
つまり、忘れ物をなくすということ。果たしてそんなことができるのでしょうか? そもそも、忘れ物の多くは簡単なヒューマンエラー。人が起こす現象だからこそ、人の力だけで完全に防ぐのが難しいんですよね。
だからこそ、こういったIoTの力が必要なのです。全国のうっかりさんを救い、安心感を与えてくれる落とし物追跡タグ、「MAMORIO」の出番です。
まずこのアイテムを簡単に説明すると、Bluetoothでスマートフォンと接続する見守りタグ。タグが自分から離れると(20m~30m程度)、プッシュ通知を発信。MAMORIOが手元にあった最後の位置をマップ上から確認できます。
Image: MAMORIMOGPSやインターネット通信機能は搭載されていないため、あくまでも自分から離れた時に場所をお知らせする。というツールですが、ユーザー同士のネットワークによって、協力してなくしものを探す「みんなで探す」というクラウドトラッキング機能も利用できます。
この機能によって、MAMORIOを取り付けた持ち物が盗難、紛失した場所から移動された場合でも、他のユーザーがMAMORIOの近くを通れば、持ち物の現在地を持ち主に通知してくれるんです。個人情報及び、どのユーザーが見つけたか?という情報は通知されないので、プライバシーの配慮もバッチリ!
MAMORIOの特徴やサイズ、どういう風に便利なの?というのは、以下の動画をご覧ください。
Video: MAMORIMO/YouTubeどうですか? すごくないですか?
将来的にMAMORIOユーザーが増えれば増えるほど、紛失がなくなるという、すばらしいIoT。東京メトロでは、2017年6月19日(月)から、飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所、銀座線渋谷駅、丸ノ内線池袋駅、有楽町線新木場駅の4カ所で、このタグと専用アンテナを用いたお忘れ物自動通知サービスの実証実験を行うとのこと。MAMORIOネットワーク、広がっていますよ。
Image: machi-yaMAMORIOはメディアジーンが運営するECサイトmachi-yaで購入できます。価格は1個3,500円で、新色のイエローや、いろいろなものに付けて安心な3個、5個セットの割引販売も実施中です。
過去に「サイフをなくした!」「スマホをなくした」「カバンをなくした!」なんて思い出がある方におすすめします。自分が助かるのももちろんですが、そういったうっかりさんネットワークによって、他のうっかりさんの窮地も救えるようになるわけです。
そして世の中は、MAMORIOによる優しさで包まれるのです。
Image: machi-ya
Source: machi-ya, MAMORIMO, YouTube, 東京メトロ
(小暮ひさのり)
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