いざ選ぼうとすると何を飾っていいか迷ってしまう……という人のために、無機質になりがちな部屋にもぴったりな、ロンドンに住むAnna Beamさんが作る陶器をご紹介。
花器やフルーツをいれる器、お香立てまで、ラインナップはさまざま。その色合いは、カラフルなのに子どもっぽくない、上品なポジティブさを部屋に運んでくれる。
COFFEE CANISTER/¥18,000
POT/¥65,000
FLOWER VASE #004/¥35,000
アートと違って、花を生けたりお香を立てたりできるから、その日の気分でちょっとアレンジできるのも楽しみのひとつ。
これらの作品を現在展示、販売しているギャラリー・KIANキュレーターのKayokoさんによると、Annaさんの器の素敵なところは、なにげなく選んだ一本の花も、空間の主役級に引き立てるところなのだそう。
FLOWER VASE/¥40,000
FLOWER VASE #002/¥30,000
FLOWER VASE #003/¥45,000
INCENSE POT/¥42,000
オーソドックスに使えそうな花器の他にも、ちょっと珍しい大きさのものも。
例えば、手のひらサイズのお香立てである「INCENSE POT」は、煙が出ていると家のなかに小さな町ができたみたい。
Anna Beamさんのインスピレーションから生まれる、自由な陶器たち
作家のAnnaさんは、ロンドンで川に停泊させたボートに住んでいる、ちょっと個性的な人物。陶芸の楽しさについて尋ねると、「”コントロールできないからこそ生まれる驚き”を楽しんでいます」とのこと。
ダイナミックで、現代建築のような形・色合いのインスピレーションは、20世紀前半にヨーロッパで起きた芸術運動・ダダや、ドイツ・ヴァイマルに設立された、芸術学校・バウハウスのアーティストのムーブメントの思想から得ていて、作るときは直感的に手を動かしているのだとか。今にも動き出しそうないきいきとした作品の雰囲気は、そんな彼女の制作方法から生まれているのかもしれない。
KIAN_2F_jiyugaokaさん(@kian_2f)がシェアした投稿 – 2017 6月 15 9:18午後 PDT
Kayokoさんの一番のオススメは、このハンギングポットだと教えてくれた。何も入れずに置いておいても様になるし、ファブリックやフルーツなど何気ないものをいれて下げておくだけで、絶妙な空間ができそうだ。
普段はロンドンでしか手に入らないAnnaさんの作品は、自由が丘にあるギャラリー・KIANで2017年7月2日まで展示されている。作品はウェブサイトからも購入可能。
家の中に新しい風景を運んできてくれるAnna Beamさんの作品を家に迎えて、新たな家時間を楽しんでみては?
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