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明治20年に岡山で生まれた日本初「マシュマロ和菓子」の、斬新な新ブランド

2017/06/20 21:30 投稿

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洋菓子に比べてカロリーが低めで、繊細なつくりと彩りが魅力的な和菓子。意外な組み合わせだが、和菓子とマシュマロが融合したお菓子が、古く明治20年に岡山県で誕生していた。

岡山県にある「つるの玉子本舗」は、来日していた外国人からマシュマロのつくり方を学び、日本で初めてマシュマロの技法を和菓子に取り入れたお菓子・つるの玉子を制作したといわれている。

そして今回、四代目は初代が生み出した菓子づくりの原点に帰り、新たなマシュマロ和菓子に挑戦した。

130年かけて磨いてきた独自のマシュマロレシピを基に、新たなマシュマロ和菓子ブランド「つるたま」を発表。今この時代に選ばれる和菓子となるようマシュマロを用いた、斬新なお菓子がテーマだ。美しい見た目の繊細さは和菓子ならではで、食感と味はマシュマロだからこそ楽しめるものとなっている。




第1弾商品は、異なる食感と味の組み合わせを楽しむマシュマロ羊羹・重、4種の味を1箱に収めた表裏マシュマロ・円、和の味として生まれた餡子味のマシュマロ・点、「つるの玉子」へのオマージュである胡麻餡入りのマシュマロ饅頭・玉、マシュマロクリームと3種の餡ペーストを組み合わせたペースト・面の5種類。

これらの和菓子はクラウドファウンディングサイト・CAMPFIREにて、ブランド立ち上げの支援金を集め、見事目標金額を達成した。

本来マシュマロは、和菓子に適さない素材であり、開発は困難を極めたそう。くっつきやすく、そのままでは扱えないけれど、粉をまぶすと他の素材と合わせることが難しかったり、できた瞬間から冷めて固まっていくためスピード勝負だったり。マシュマロの製造方法の見直しを何度も行うなど、悪戦苦闘の末に生まれたマシュマロ和菓子なのだ。

美しく、食べるのがもったいないような。けれども、ユニークな味と食感を楽しみたいような。「つるたま」のお菓子が正式に購入できるようになるのはまだ先になりそうだが、今後が楽しみなブランドである。

つるたま [CAMPFIRE]

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