グリーンピースは、えんどう豆が完熟する前の柔らかい状態のものを早摘みし、さやから取り出した種の部分のこと。ちなみに、さらに未熟な状態をさやごと食べるのが、さやえんどうだ。青豆、むきえんどう、青えんどうなどともいい、さわやかな色と香りが特徴で、みずみずしく、ほんのりと甘みがある。
冷凍や缶詰との違いをぜひ感じてもらいたい。
『今が旬の、じゃこと青豆のごはんのレシピ』
材料(2人分) ・グリーンピース(青豆、100g)・ちりめんじゃこ(20g)
・米(2合/360g)
・塩(小さじ1/3)
A
・水(360ml)
・酒(大さじ1)
・塩(小さじ1/3)
・昆布(5×8センチ1枚)
作り方
STEP1米を洗い、約30分浸水させ、ざるにあげる。
STEP2グリーンピースはさっと洗って水気をきり、塩を小さじ1/3まぶす。
STEP3炊飯器に米、A、ちりめんじゃこを加えて、通常通り炊飯する。
STEP4炊き上がったらすぐに、まぶした塩ごとグリーンピースを入れ、15分ほど蒸らし、昆布を取り除いてよく混ぜる。この方法か、もしくは別茹でにして後で混ぜると、グリーンピースがぷっくり仕上がる。
グリーンピースを別茹でする場合グリーンピースを別茹でする場合は、小鍋に湯を沸かして沸騰したら、まぶした塩ごとグリーンピースを入れ、4分ほど茹でたら火を止める。一粒食べてみて皮が柔らかくなっていたらOK。茹で汁の中で冷ますと、皮にしわが寄らずきれいに仕上がる。
鮮度が落ちやすいので、さやから取り出すのは調理の直前が鉄則。取り出したものを保存する場合は、茹でてから、茹で汁のままタッパーやボールなどに入れて、冷蔵保存しよう。保存期間は2~3日を目安に。
冷凍の場合は硬めに茹で、茹で汁に入れたまま冷まし、水気を切り、冷凍用の保存袋に平らに入れる。保存期間は1か月を目安に。
グリーンピースを一緒に炊いてもOK。豆の色が少し茶色がかり表面にしわが寄るけれど、一番手間がかからない方法。お好みの方法で試してみよう。