ホームセンター・カインズには、収納boxが豊富にある。そこで見つけた「キャリコG」は、工具箱のような見た目で、落ち着いた色味が部屋に馴染みやすそう。GOOD DESIGN賞もとっているらしい。耐荷重15kgなので結構タフみたいで、本来は積み重ねて利用する。蓋や天面がないのが特徴だ。
公開、私の机周り
今回は「キャリコG」を使って、机の下のスペースを有効活用する、引き出しにDIYしてみた。サイドにある溝は何の役割かはわからないが、あえてここを使ってDIYで引き出しとして利用することに。
『カインズの収納ボックス・キャリコGを、机の引き出しにDIY』
使った材料と道具・アルミチャンネル30cm(2本、1本200円くらいでホームセンターにて購入)
・六角ボルトM5×10mm(6個、アルミチャンネルに入る長さにする)
・鬼目ナットM5×10mm(6個)
・六角棒レンチ(サイズ5、鬼目ナットのサイズに合わせる)
・レンチorスパナ
・電動ドリル
・木工用ドリルビット7.8mm(机の穴あけ用)
・鉄鋼用ドリルビット5mm(アルミの穴あけ用)
つくり方
STEP1レールに使うアルミチャンネルに、鉄鋼用ビットを使って下穴を開ける。穴の数は2つ以上がベター。今回は、位置は適当に3つ開けた。木材以外のものに穴を空けるのは躊躇するかもしれないが、先端のビットを鉄鋼用にすれば簡単に空けられる。ちなみに、横にレールを取りつける場合はL字のものでいい。
STEP2机の裏に印をつける。これが結構重要! 取り付け位置と1で開けた穴の位置に印をつけるのだが、少しでもズレるとキャリコが取り出しにくく、ボルトが入らない事態になってしまう。
STEP3印の箇所に下穴を空ける。購入した鬼目ナットの袋に下穴サイズが書いてあるので、それに従いここでは7.8mmの穴を空ける。
STEP4鬼目ナットを取り付ける。六角棒レンチを使ってねじ込もう。レンチのサイズは鬼目ナットの袋に書いてあるので、必ず確認しよう。
STEP5六角ボルトを、レンチやスパナなどを使ってアルミチャンネルに取り付ける。ペンチでも代用可。レールの取りつけができたら、完成。
穴位置がズレるのを防ぐには2〜4の工程を穴1つずつ進めるとよい。六角ボルトを軽く締めて仮止めすれば正確に位置が決まる。
キャリコGの引き出し収納のでき上がり! 持ち手の部分があり、引っ張り出すのに便利だ。鬼目ナットやボルトの長さやサイズを大きくすれば頑丈さが増すので、机の厚さに応じて変えてみてもいい。
レールに使ったアルミがコの字型なので、ドライバーや直接ビスを打てないが、鬼目ナットを使えば解決するし、何より覚えることでDIYの幅が広がるのでは?
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