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アフリカやヨーロッパなど、世界中で作られた「かご」を販売する専門店

2017/04/19 06:00 投稿

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普段あまり意識してないけれども、日常的によく使っているかご。そんなかごの中でも「手編みカゴ」は種類が豊富で、製作者や地域の個性が出ているので見ていて興味深い。

今回紹介するのは「世界のかご カゴアミドリ」という、日本と世界のバスケットの専門店。オンラインショップでは世界中の手編みかごを眺めながら、かごの“個性”について詳しく知ることができる。

「世界のかご カゴアミドリ」では、世界中で作られるさまざまなかごの機能や美しさ、そしてかごのある生活の楽しさを伝えている。

写真のかごはガーナのボルガ地方で作られたバスケット。エレファントグラスと呼ばれる背の高いイネ科の草を編んだ、西アフリカ・ガーナ伝統のバスケットである。

コロンとした半球形に1本持ち手のついたのデザインで、カラフルなデザインがかわいらしい。「世界のかご カゴアミドリ」はガーナのような途上国における社会的な取り組みを応援し、フェアトレード製品を積極的に取り入れている。

こちらはルワンダの女性たちが編み上げた、鮮やかな色彩のバスケット。このバスケットは「握手 -Kuramukanya -」と名付けられている。

内戦で傷つけあった2つの部族が和解に向けて、手を握り合っている様子を表現している力強いデザインが魅力的なかごだ。

しっかりとした丈夫な編み上がりで、置いたときの安定感は格別。壁にかけて飾ることもできるよう、裏側にはひもが取り付けられている。

どのかごも古くから受け継がれてきた作り手の知恵と技があり、「世界のかご カゴアミドリ」ではそれを丁寧に説明している。

海外のかごだけでなく、日本の手編みかごもたくさん紹介されている。上の画像は岡山県の「い草 ブックトート」だ。

ざっくりとした風合いが心地よい、い草の手提げかご。畳文化の中心地のひとつであった岡山県の倉敷では、今もい草を使ったかご作りが受け継がれている。そんな伝統を守るのを応援するためにも、手に入れたくなる。

Webサイトでは他にもたくさんのかごを見たり、詳しく知ることができる。とはいえ、かごを手にとって眺めたい人もいるだろう。そんな人は、東京都国立市にある実店舗に訪れてみるのをオススメする。かごがたくさん並べられていて、そこはまるで小さなかご博物館のようだ。

また、4月29日(土)~5月5日(金)まで吉祥寺・ギャラリーフェブにて「そだてる かご展」が行われるので、気になる人はぜひ訪れてみてはどうだろう。

かごの奥深さを知れるユニークなWebサイト「世界のかご カゴアミドリ」。見ているだけで、たくさんかごが欲しくなってしまう。

世界のかご カゴアミドリ

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