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日本各地のものづくりが「子ども」へどう向き合うかを発見する道具展

2017/04/18 20:30 投稿

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育った地域や環境によって、言葉や文化はもちろん、遊び方も異なる。47都道府県の違いを比べてみたら……。

渋谷ヒカリエ8階にあり、これまで「クラフトビール」「グッドデザイン賞」「アクセサリー」などをテーマに47都道府県の魅力を紹介してきたd47 MUSEUMにて、「47こども道具展」が開催されている。日本各地の工芸や技術、デザインが、「子ども」にどう向き合おうとしているのかを見る企画展だ。

器、玩具、寝具、衣類など……それぞれの土地の技術や資源を活かしながら作られている道具を、47都道府県からひとつずつ選び出し、展示・販売する。道具を通して、日本各地のものづくりを再発見できそうだ。



青森県「mizuiro」の、安全面に配慮して野菜と米で作られた「おやさいクレヨン」や、秋田県「ワークス・ギルド・ジャパン」の、伝統工芸である曲げ木の技術を生かしたた木の自転車「ベントウッドサイクル Type-01」、奈良県「エーヨン」の、吉野杉とヒノキを使った創造性を育む積み木「tumi-isi™」。



大分県「木竹作家」の、中村さとみさんによる「竹はさみ」、愛知県「石塚硝子」の、強化ガラスを使った子どもが持ちやすい「つよいこグラス」、東京「KINO TOKYO TREE PRODUCTS」の、子どもが自分でおさじやおはし、バターナイフを作れる「KINO つくるキット」など、子どものことを思って作られた道具や作品が並ぶ。

開催期間中は、群馬県「カスタネット工房」の冨澤健一さんによる、無垢木のカスタネットにマーカーで絵付けするカスタネットづくりのワークショップ、KINO TOKYO TREE PRODUCTSによる、自分だけのカトラリーを作るワークショップなどが行われる。

子どもと一緒に参加しても、大人だけでものづくりに関する想いや技術力を感じてもよし。47都道府県それぞれで活動する、作り手たちのぬくもりとアイデアを発見できるに違いない。

47こども道具展[d47 MUSEUM]

画像提供:D&DEPARTMENT PROJECT

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