さまざまな場所から来た考え方の似ている人たちが共存するポートランドを、二人ともとても気に入っているそう。ジェイクいわく、「おいしいものやアートや音楽を中心に回っている街」で、「生活費が安いからクリエイティブなことをして暮らしていける、とてもチルアウトな場所」だそうです。
Pok Pokというタイ料理屋がお気に入りだというルーバンは、「良い音楽が流れるバーで飲むのが好き」なのだとか。さらに「バンド同士が仲良く、お互いが助け合っている、ポートランドの音楽シーンも心地良い」と語っていました。
そんな2人にオフの過ごし方を聞くと、「結局は曲作り(笑)あとは子どもたちを散歩に連れて行ったり。3歳と2歳で、まさに“24アワー・パーティ・ピープル”だから」(ルーバン)、「時間が空くと、誰かのためにレコードを作っている」(ジェイク)とのこと。
今回が初来日だった2人ですが、東京の印象は「最高!」で、「ストリートを歩いているだけで、すぐに楽しいことが見つかる稀な街だと思う」(ルーバン)とのご感想。ジェイクは、「ポートランドに帰ったら日本語の勉強をしながら、君たちからの再来日の連絡を待っているよ」と笑っていました。
UMOは1月にセカンド・アルバム『II』をリリース。クラシック・ロックからサイケデリア、ソウル、ファンクといった“アナログ”なサウンドを融合し、彼ら独特のユニーク過ぎるポップ・ワールドを最初から最後まで展開した傑作です。
「前作は男の子、昼、若いエナジー。そして今作は女の子、夜、陰なエナジー」とアルバムを表現したルーバンは、「電車で聴くのにぴったりな音楽だと思う。理想としては、電車にレコードプレーヤーを持ち込んで、音を忠実に楽しんでほしいな(ニヤリ)」とおすすめの聴き方を教えてくれました…。
Live Photos: Kazumichi Kokei