アジアのインサイトを鋭く考察する本媒体は、いくつかのプレスアワードを受賞しているほど。
そんな「KYOTO Journal」が、今回クラウドファンディングを活用し本を製作した。
KYOTO Journalが製作した「Small Buildings of Kyoto」は、京都にあるさまざまなお店や家、神社や茶寮などの日常的な風景を数多く映し出した本となっている。
日本人でもこんな場所があったんだと気付かされる、見ていて新鮮で楽しい本だ。
このプロジェクトは、2016年の初め頃に開始された。プロジェクトのスポンサーであるJohn Einarsen氏が、日記に載せていた京都の日常を映した写真をKYOTO JournalのInstagramに掲載。それが瞬く間に人気となり、小さな本にその写真を収めることが決定した。
「Small Buildings of Kyoto」の製作費用は、クラウドファウンディングサイトIndiegogoにて集められることになった。
あっという間に最初の目標額が達成し、本のオプションとして、Ichsan Harja氏による京都の街並みの水彩画が付いてくるものなども人気を集めている。お茶や舞踏館へのチケット、KYOTO Journalなどのさまざまなオプションがあるため、日本が好きな海外の人だけでなく日本人でも欲しくなる。
KYOTO Journalによって、丁寧に作られた「Small Buildings of Kyoto」。
本の購入に加え、たくさんのオプションがあるため気になる人はぜひIndiegogoをチェックして欲しい。
今まで知らなかった京都の一面を映し出すこの本は、日本人だからこそ一度目を通して見たいものだ。日本やアジアを応援する、ユニークなプロジェクトである。
Small Buildings of Kyoto [Indiegogo]