そこで、鬼瓦を室内に飾るというアイディアを形にしたのが「鬼瓦家守」である。
鬼瓦家守は日本の住文化と伝統を守ることを目的とした、ひとつの試み。長く続く伝統文化である鬼瓦は、鬼師という専門の職人がひとつずつ丁寧に製作する。
鬼師は、鬼瓦を伝統の製法によって生み出すことのできる世界で唯一の職業であり、誇り高き職人なのだ。
そんな鬼師が製作する鬼瓦家守は、従来の鬼瓦とは違い家の中に飾ることのできるデザインが特徴だ。
コンパクトでどこにでも置けるサイズでありながら、従来の鬼瓦と変わらない迫力のある表情を持つ。小さくても鬼瓦は鬼瓦。
職人は寺院に設置される大迫力の鬼瓦と同じ想いで制作に臨み、小さなサイズに忠実に再現することに細心の注意を払ったという。
さらに鬼瓦家守のユニークな特徴として、9人の鬼師のひとりひとりの個性を活かした9種類が用意されているところが挙げられる。当然、鬼瓦家守の表情はひとつずつ異なっており、自分のお気に入りの表情を見つけることができる。
鬼瓦家守に込めた職人の想いも異なり、ひとりひとりのストーリーがホームページに紹介されている。
また、現在海外展開も目指しており、実際にニューヨークにて出張展示会が行われた。
日本の住文化を代表するひとつである「鬼瓦」を世界に広めたい。そんな想いを叶えるのに、鬼瓦家守は役に立つ。
コンパクトのサイズのおかげで、厳かな表情と神聖な意味を持つ鬼瓦がより身近に感じられるからだ。
そして鬼瓦家守を具体的に飾る方法として、壁掛けと据え置きの両方が可能。
壁に飾り、高いところで見守る存在として置くのもいいだろう。あるいは据え置きして、より身近に守り神の存在を感じられるのもいい。
職人の手により、より身近な存在となった鬼瓦。その製作過程は緻密で、美しい。
美しい日本の伝統を、より身近に残し将来に受け継ぐ鬼側家守。お気に入りのデザインを、家にひとつ置きたいところだ。
鬼瓦家守の価格は26,000円(税抜)。桐箱付きで28,000円(税抜)となる。新築祝いとしても、喜ばれるだろう。
さらなる詳細が気になる人はホームページをチェックして欲しい。
鬼瓦家守 [新東]