そんな世界地図の地名が曲名になったポスター「World Song Map – Classic Edition」が誕生した。なんとこの地図では、1,000以上もの地名が曲名に置き換えられている。
今回は地図の中のいくつかの場所の地名と曲を紹介したい。
まずは、北アメリカ大陸。アメリカ合衆国全体には『BORN IN THE USA』と記されている。この曲は、グラミー賞受賞歌手のBruce Springsteenが1984年にリリースしたものだ。
かつてロナルド・レーガン大統領が選挙運動の際に曲を利用したことでも知られている。
アメリカの隣国であるメキシコには『Down in Mexico』が。こちらはThe Coasterが2007年にリリースした、明るくてノリの良い曲だ。クエンティン・タランティーノ監督の映画「デス・プルーフ in グラインドハウス」でも使用されており、聞いたことがある人もいるかもしれない。
さらに見ていくと、国の中には大きな都市ごとに曲名が散りばめられている。じっくり眺めている中で、知らない曲をYoutubeで探すだけでも楽しい地図だ。
続いて、さまざまな文化を持つ国々が並び合うヨーロッパ。
目につくのが、ヨーロッパを横切るように綴られた『Trans europe express』。この曲はKraftwerkにより、1977年にリリースされた。この名は、当時ヨーロッパで運行されていた国際特急列車TEE(Trans-Europ Express)にちなみ名付けられているのだそうだ。
国と曲名がたくさんありすぎて、1曲を選べそうにないヨーロッパ。地図を見て「この曲なら知っている!」と思った人も多いのでは?
続いては、アジア諸国。
この地図で真っ先に目につくのが『Hong Kong Garden』。Siouxsie and the Bansheesにより、1978年にリリースされたポップなイングリッシュロックである。
アジアは日本があることもあり、馴染み深い都市も多く気になるところ。もちろん一番気になるのが、日本にある曲である。
日本列島全体を示す曲は『Turning Japanese』。The Vaporsが1980年にリリースした曲で、知っている人も多いであろうヒット曲だ。
以上、5曲を紹介したが、国名が入った曲の数々を、もっといろいろ聴きたくなったのではないだろうか。
この地図は、販売サイトであるDorothyにて拡大して眺めることが可能だ。このサイトから購入もできて、価格は25ポンド。
ちょっとした暇つぶしにぴったりのユニークな地図である。
海外サイトでのオーダーは「知っておくと便利! 海外ECサイトで買い物する方法」をご参考にどうぞ。 World Song Map – Classic Edition [Dorothy]