BrianさんとSakuraさんは、国際結婚を経てNYで暮らすカップル。彼らの部屋があるのは、今家賃が上がりつつあるベッドスタイというエリアだ。雰囲気のあるカフェや物件がどんどん増え、次のウィリアムズバーグとも言われている。
彼らの家は窓が多く開放感たっぷりで、日当たりも抜群。「この家に暮らして、私たちはとても幸せです」と笑顔で話してくれた2人と、愛犬のNicoは、とても幸せそうだった。
名前:Brianさん Sakuraさん職業:フォトグラファー・ディレクター(Brianさん) 広報事務所勤務(Sakuraさん)
場所:アメリカ・NY Brooklyn Bet-Stuy
面積:2Bed room 100平米
家賃:非公開(分譲)
築年数:1900年代に建ったもの
お気に入りの場所
広々とした、明るいダイニングキッチンもともとガーメント(衣服)工場だったこの建物は、天井が高く、部屋がより一層広々と見える。Brianさんは、大切な1日の始まりには毎朝ここでコーヒーを淹れ、スムージーを作るのだという。
リラックスできるパティオここで育てた野菜で、バーベキューを楽しむのが夏の決まり。友人たちを呼んでワイワイできる季節が待ち遠しいと語ってくれた。
Brianさん専用のホームオフィスフリーランスのフォトグラファー・ディレクターとして仕事をしている、Brianさん専用のホームオフィス。窓側に向けて置かれた机から、移りゆく季節を感じながら仕事ができるのが、とても心地いいのだそう。
「仕事柄、旅に出ることが多いので、机周りは常に整理するように心がけています」
この部屋に決めた理由
NY出身のBrianさんは、Sakuraさんとの結婚をきっかけに家探しを始めた。
「この家に出会ったのは3年前です。もともとガーメント工場だったので、壁がコンクリートでとても静かな部屋で、天井も高く広々とした空間が気に入り、引っ越しを決めました。あとは、パティオがついていて、Nicoにとってもいい環境です。とにかく家の中が自然光で溢れているこの家を、一目で気に入りました」
残念なところ
「この家を気に入っているので、この質問はすごく難しいですね……。しいて言うならば、天井が高いので、冬に暖房が効くのに時間がかかることと、向かいのアパートに学生がたくさん住んでいるので、たまに夜に騒がしいことくらいですかね」
お気に入りのアイテム
イームズのチェア・ラウンジチェア&オットマン整頓された広いリビングスペースの雰囲気にぴったりな、イームズのチェア。
「このチェアがどうしても欲しくて……でも安い買い物ではないので、数年悩みました(笑)」
Zaria Formanさんの作品家に入るとすぐ目に入るアート作品は、Brianさんの好きなZari Formanさんのもの。写真に見えるが、実は絵画。
Dysonの掃除機毎日掃除機をかけるのも、Brianさんの日課の1つ。Dysonのコードレス掃除機に出会ってから、掃除機をかけるのがさらに好きになったとか。なんていい旦那様……。
家の中の温度を調整できるNest Thermostat最近購入して気に入ってるアイテムが「Nest Thermostat」。スマホと連携して、家の中の温度を調整できる優れものだ。
「家に帰る途中で気温を調節しておくこともできるし、何より無駄のないデザインが気に入りました」
暮らしのアイディア
ミニマル・スタイルを心がけた生活「もともとはモノを沢山持っていて、部屋を散らかしてしまうことが多かったのですが、家で仕事をするようになり、家の中の環境作りにこだわるようになりました。特に仕事面で、散らかっていてはやっぱりいいものは作れないと思うので……収納できるものはすべて収納して、なるべくモノが目に入らないように心がけています」
見える部分は、インテリアになるようにこだわる「最初から付いていた、キッチンの天井にかかるフライパンラックは、収納に最適だし、キッチンのアクセントにもなるので気に入っています。また、バーカートにお気に入りのお酒をディスプレイしているので、ハウスパーティーをする時にはゲストに好きなお酒を選んでもらうのに大活躍です」
アートが飾られた明るいベッドルームからも、2人のセンスのよさが伝わってくる。
これからの暮らし
「私たちはこの物件を購入しているので、これからもNYが拠点の生活に変わりはないと思います。この家をとても気に入っているし、幸せです。仕事面で言えば、もっと旅に出て、色んな写真を撮れるように引き続き頑張りたいです」
番外編:毎年撮影をこだわっているホリデーカード
「毎年、さくらとアイディアを練って、楽しいホリデーカードを作るのが恒例になっています」
自宅で撮影し、編集も含め大体3日間かかるんだそう。年末の忙しい時期、面倒になりがちなホリデーカードだが、今年はどんなホリデーカードにしようか考え、ここまでこだわるのも楽しそうだ。
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