1960年代、日本で初めて「フリーのスタイリスト」として認可され、数々のミュージシャンや俳優たちのスタイリングを手掛けてきた高橋靖子氏。本展は、50年間、国を越えて時代をつくってきた彼女の足跡を紹介する展覧会だ。
高橋靖子氏は、1971年にロンドンで山本寛斎のショーを、翌年にはジギー・スターダスト期のデヴィッド・ボウイのステージ衣装のスタイリングを手掛け、一躍有名になった。
世界中を駆け巡りすばらしい仕事を残してきた彼女は、いまもなお現役。スタイリスト界の第一線で活躍し続けている。
忌野清志郎、布袋寅泰、中村達也といったロック・ミュージシャンの衣装や、CM・広告の関連資料など、見どころ満載だ。
1月13日に開催された「レセプションパーティー」には大勢の人が集まり、華やかにスタートされた。
俳優のリリー・フランキーや、ミュージシャンの野宮真貴、Char、中村達也をゲストに迎え、隔週で行われるトークショーはすでに予約で満席だそう。
展覧会は 2月12日(日)まで。有名ミュージシャンのステージ衣装をはじめ、親交の深さが伝わってくるような愛のこもった代物など、多岐にわたる展示をぜひご覧あれ。
YACCO SHOW期間:2017年1月14日(土)~2月12日(日) 11:00~20:00(会期中無休)
場所:Bギャラリー 〒160-0022 東京都新宿区新宿3-32-6ビームス ジャパン 5F
TEL:03-5368-7309
www.beams.co.jp/labels/detail/b-gallery
高橋靖子(たかはしやすこ)/スタイリスト
1941年生まれ。茨城に育つ。早稲田大学政経学部卒業後、大手広告代理店でコピーライターとして働いたものの、原宿のセントラルアパートにあった広告制作会社に魅入られ転職、スタイリストに。毎週末、クリエーターたちが集まる大規模なパーティーを催し「表参道のヤッコさん」として知られた。フリーランスのスタイリスト業として確定申告の登録第1号に。70年代からデヴィッド・ボウイの衣装を手掛けるなど、多くのロック・ミュージシャンとともに時代を駆け抜ける。70代の現在も現役として広告を中心に活躍、最近は北野武、山﨑努、リリー・フランキーらのスタイリングも担当した。著書に『表参道のヤッコさん』(河出書房)、『わたしに拍手!』(幻冬舎)、『小さな食卓』(講談社)などがある。
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YACCO SHOW ー Let’s enjoy my Dream Box!ー [BEAMS]