景観を損ねないし、ちょっとワクワクします。
マコーレー・カルキンくんが映画『ホーム・アローン』で一人自宅に取り残されてからもうなんと25年以上も経ちました。25年経った今も、クリスマスがくると人々はイルミネーションで家を飾り、家族で旅行に出かけます。そして今も変わらないのは、泥棒です。休暇で家を空けているときは空き巣にとっては絶好の機会。ホーム・アローンも、カルキン君が窃盗団と一人戦う話でしたね。
Technabobが紹介する、デンマークで作られたクリスマス・イルミネーション「Christmas Spotlights」は空き巣防止とイルミネーションを兼ねた、『ホーム・アローン』精神に満ちたプロダクトになっています。
こちらの紹介ビデオをご覧ください。
モーションセンサーが人の動きを感知すると、設置されたChristmas Spotlightsが一斉に点いて1万2000ルーメンの光を放ちます。家に侵入しようとした空き巣犯も、さすがにこれは予想していないのではないでしょうか。家主のスマートフォンにもモーションセンサーから通知が届くシステムになっているそうです。ちなみに、デンマークではクリスマスがくると空き巣犯罪が50%も増加するそうです。
ビデオを見る限りではモーションセンサーを切って通常の照明としても使えるみたいですね。残念ながらこちらのプロダクト、デンマーク限定の商品となっており、地域の安全と犯罪防止コンテストに参加しないと手に入らないようです。でも防犯グッズと季節のデコレーションという組み合わせはなかなか面白いですね。
そう考えると日本の門松、しめ飾り、七夕の笹といった季節の飾りも、防犯プロダクトに使えるかもしれません。
source: Technabob, Christmas SpotlightsAndrew Liszewski – Gizmodo US[原文]
image via YouTube
text by 塚本 紺