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「民藝」のフィルムから、未来へ繋がる暮らしのヒントを探る展示会

2017/01/05 12:00 投稿

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大正15年に開始された、日本独自の生活文化運動「民藝運動」。

美術やアートではなく、普段人びとが生活する中で使用する日用品にスポットを当て、世界にその価値を知らしめた運動だ。

無印良品有楽町2Fにある「ATELIER MUJI」では、2017年1月27日(金)~58日間にわたり「民藝運動フィルムアーカイブ 名も無き美を求めて1934-2017」展が開催される。

柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎などをはじめとする、民藝運動を起こしたメンバーの1人、バーナード・リーチ。彼が1934~35年にかけて来日し、当時貴重であった16ミリの機材で、自ら撮影したフィルムが長らく自宅に眠っていた。

カナダ人映像作家のマーティ・グロスがその存在にたどり着き、晩年フィルムを譲り受け、劣化したフィルムをデジタル化。撮影された内容を確認しながら、民藝をテーマにした映像作品の製作や日本に眠る映像資料を掘り起し、活動を続けてきた。

本展では、先人たちが残した貴重なフィルムから、未来へ繋がるものづくりや暮らしのヒントを探っていく。

「民藝運動フィルムアーカイブ 名も無き美を求めて1934-2017」展

会場: 無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F
会期: 2017年1月27日(金)~3月26日(日)(全58日間)
開場時間: 10:00-21:00(入場無料)
お問合せ: http://www.muji.com/jp/events/ateliermuji/
主催: 無印良品
企画・運営: 株式会社良品計画 生活雑貨部企画デザイン室・無印良品 有楽町 ATELIER MUJI
協力: Marty Gross Film Productions Inc.
グラフィックデザイン: 6D

日本民藝館から杉山学芸部長をゲストに迎え、民藝の父と呼ばれる柳宗悦や、ともに民藝運動を興した濱田庄司、河井寛次郎、そしてバーナード・リーチの仕事と民藝運動についてのトークイベントや、プロデューサー兼監督であるマーティ・グロスがバーナード・リーチ撮影のフィルムや修復・編集作業などについて、映像を参照しながら解説するトークイベントは、いずれもすでに満席。

3月下旬まで開催される展示会だけでも、ぜひ覗いてみたい。

無印良品 有楽町 ATELIER MUJI「民藝運動フィルムアーカイブ 名も無き美を求めて1934-2017」展 [無印良品]

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