ソフトウェアエンジニアだったKenさんも、そう感じたひとりだ。長期出張をする度にスーツケースの中で探し物をしていたというKenさん。「もっと簡単に必要なものを見つけることができるスーツケースが欲しい」と思いたち、自分にピッタリのものを自作することにしたそうだ。
古いスーツケースのパーツを組み合わせたり、縫製したり……。
何種類ものプロタイプを経て完成したのが「Shelfpack」。文字通りシェルフ(棚)のようなスーツケースだ。
4段の棚がスーツケース内に収まるように設計されており、両サイドの伸びあげ式のバーのトップに“つかみ”を引っ掛けることで、シェルフとして自立する。スーツケースの中身を立体的に管理できるので、ものの出し入れが非常に簡単だ。
外側についた3つのポケットは、洗面用品や常備薬など、衣服と分けて収納したいもの用のスペースになっている。
ひとり暮らしの人や持ち物が少ない人なら、自宅用シェルフとして使ってもいいだろう。遠出の際には、そのまま持って行くことだってできる。旅先でも我が家のように快適に過ごすことができそうだ。
「Shelfpack」のオフィシャルサイトから購入可能で、アジアにも配送してくれるとのこと。海外ECサイトの買い物は「知っておくと便利! 海外ECサイトで買い物する方法」をご参照あれ。
これさえあれば、旅や出張の準備は、ほぼ終わったようなもの。パッキングの煩わしさから解放されて、空いた時間で旅行の計画でも練ろう。
[Shelfpack]ShelfPack in use, KKFX: ShelfPack Luggage[YouTube]