冷蔵庫、食洗器、オーブン、洗濯機、乾燥機は今やなくてはならない生活必需品です。故障したり、修理や交換に大金がかかるのだけは避けたいですよね。大事な家電を故障させずに長持ちさせるシンプルな5つのコツをUS News Moneyが紹介しています。
中にはDIYに慣れていないとできない感じのものもありますが、ほとんどは誰にでもできるシンプルなメンテナンスのテクニックです。シカゴを本拠地とするSears Home Servicesの副社長兼統括マネージャーであるChris Granger氏の尽力を得て「US News Money」が作り上げた膨大で細部にわたるリストから主だったところをかいつまんでご紹介します。
冷蔵庫:冷蔵庫のコイルは定期的に掃除しましょう。埃がこびりついて詰まると冷蔵庫の性能が落ちて故障の原因になります。ペットを飼っている人には特に大切なことです。
オーブンとレンジ:オーブンとレンジの掃除の仕方と掃除の際に使用する道具や洗剤に注意しましょう。強すぎる化学洗剤はガスレンジのバーナーを詰まらせてしまいますし、コンロやオーブンの前面についている火力調節つまみに直接スプレーすると、つまみの裏側にある電子部品に液体がしみ込んでしまい、ショートして高い修理代を払うはめになりかねません。柔らかい布と優しい洗剤を使うことが原則ですが、強いクリーナーを使う必要があるときは、直接オーブンやレンジにつけるのではなくて、布の方につけて使うことが大切です。
食洗器:食洗器に入れる前にあまり食器の下洗いをしないでください。あまり下洗いし過ぎると、どうしても濡れて洗剤も少しついている食器を食洗器に入れてもう一度洗うことになります。これにより食洗器が過剰に水を流したり泡立てたりして、台所の床がびしょびしょになりかねません。
洗濯機:洗濯機に負荷をかけすぎないでください。どの洗濯機も衣類を入れ過ぎないようにと警告しているのにはそれなりの理由があります。洗濯機に負荷がかかり過ぎると、モーターが消耗して故障や水漏れの原因になり、ろくなことがありません。修理や買い替えで高くつくことになります。
乾燥機:糸くずフィルターを掃除した方が良いことはご存知かもしれませんが、埃がたまりやすいダクトの中や通気口の周りの糸くずもしっかり取るようにしましょう。同じ理由で、湿気センサーも掃除してください。その部分が乾燥機用シート型柔軟剤の残留物や埃で詰まると衣類を乾かすとき乾燥機に余計な負荷がかかってしまうからです。
結局のところ、故障予防のメンテをしっかりやることが、使用頻度も値段も高い家電を良い状態で長持ちさせる秘訣です。自分で買った家電であれ、家と一緒に大家から賃貸しているものであれ、大事なことですよね。
Alan Henry(原文/訳:春野ユリ)
Photographed by James Rhodes
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