シンガポールのデザイナーAndrew Lohさんらが発表した「The Missing Dining Table Collection」では、読書しながらの食事、ソファに座ってとる食事など、多様な食事スタイルに合わせたアイテムを展開している。
Singular
designed by Andrew Loh
行儀が悪いとされているながら食事。
しかし読書しながら、スマホをいじりながら、の食事スタイルはこの「SINGULAR」があればクールにキメられそう。手にはめている姿もなかなかカッコイイ。テーブルを必要としない食器ともいえるので、ソファでリラックスしたいときにも使えそうだ。
Reflection
designed by Andrew Loh
人と食事とする時に、相手の顔が見えるのは当たり前だが、ペットとではどうだろう。顔はもちろん見えないないし、場所も時間すら別々かもしれない。考えてみると、一緒に暮らしているのに食事が別々なのはちょっぴり寂しい。
「Reflection」は天面にセンサーがついていて、皿を置くと下のカメラが起動し、同時にエサも出てくる仕組み。映像がテーブル上に出てくるため、かわいいペットの食べる姿を見ながら一緒に食事することができるのだ。
Solaris
designed by Creativeans
自立するランプシェードのように見えるが、食事を温める機能と暖房器具としての機能がある。パソコンに向かいながらの食事を経験したことがある人もいるだろう。仕事に熱中していると、用意された食べものが冷めていく。特に寒い時期だと、みるみる冷え切って、ながら食事ゆえに心まで寒くなる(気がする)。
「Solaris」は食事を温め、人も暖かくしてくれるアイテムなのだ。
Venus
designed by Creativeans
ぼこぼこしているフォルムが愛らしい皿「Venus」。形もそうだが、両面使えるのが新しい。
置いて使っても、片手でも持ちやすい設計。パーティーでなくても家にひとつあると便利そう。
Oryza
designed by Creativeans
こちらもコンパクトで、片手で持ちやすい、食べものが落ちにくい食器。こちらは使い捨てだ。
折り紙文化がある日本で生まれなかったのが不思議である。
Wago
designed by Creativeans
「Wago」は、家から飛び出して食事しようというコンセプトのカート兼テーブルだ。アウトドア用品には見えないほど、スタイリッシュに仕上がっている。
ほかにも「The Missing Dining Table Collection」には、パーティーで注目を浴びそうなアイテムや椅子兼テーブルなど、魅力的なデザインが揃っている。食事スタイルに合わせた家具や食器のデザインが、今後もどんどん出てくることを期待しよう。
[The Missing Dining Table Collection]