アメリカ・オレゴン州のポートランドで、DIYの“聖地”として知られるショップ・ReBuilding Center。ROOMIEでは以前、この日本版を長野県・諏訪にオープンさせるプロジェクトについて紹介した。

プロジェクトはその後、クラウドファンディングサービス・CAMPFIREにて目標金額の181%にあたる約540万円を集めサクセスを達成! 晴れて「ReBuilding Center JAPAN(以下、リビルディングセンタージャパン)」がオープンする運びとなった。

ReBuilding Centerって?




ReBuilding Centerは、ポートランドの非営利団体が運営する建築建材のリサイクルショップ。解体・改装でいらなくなった窓やドアなどの大物から、タイルや金具などの小物まで、一挙に集まった景色は圧巻だ。

日本のReBuilding Centerは、この「イズム」をどのように継承しているのだろうか。現地を訪れてみた。

既存のモノを活かしたリノベーション


JR上諏訪駅から10分ほど歩いたところに、リビルディングセンタージャパンがある。


写真提供:ReBuilding Center JAPAN

佇まいに歴史を感じる建物は、もともと建設会社の旧本社ビルだったもの。大小様々にはめこまれたレリーフのような美しい窓が出迎えてくれる。

写真提供:ReBuilding Center JAPAN

1階の屋内はカフェ、半屋外には古材を中心とした販売スペース。建設会社で使われていた金庫のドアをそのままカフェに活かすなど、さすがDIYショップによるリノべーションだ、と感じさせられる内装になっている。




カウンターでは、台風の被害で出荷できなくなったところを救済(リビルディングセンタージャパンのみなさんは「レスキュー」と呼んでいる)したリンゴのジュースや、公式グッズも販売。

提供:ReBuilding Center JAPAN




半屋外の販売スペースにずらりと並ぶのは、様々な場所からレスキューされてきた古材たち……圧巻だ。


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