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西陣織や清水焼が新たな姿に。伝統工芸品の端材をアップサイクル

2016/11/22 04:00 投稿

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日本には、職人の技が光る伝統工芸がたくさん残っています。地域でワークショップを開催したり、動画やECサイトを駆使したりと、伝統工芸を広めたい・残したいという思いは自治体から個人まで、各地で散見されます。

兵庫県を拠点にアクセサリーやバッグの販売を行う「WAKURA-和蔵-」もそのひとつ。伝統工芸の普及を目指すプロダクトブランドです。

ただ「WAKURA-和蔵-」は、伝統工芸の良さをストレートに伝えるのではなく、独特の手法をとっています。




「WAKURA-和蔵-」が商品を制作する際に使用する素材は、伝統工芸品の端材やデッドストック。

本来であれば廃棄されるものですが、生産者と直接コミュニケーションをとり、選定します。

生産者とともに選定した端材を、クリエーターや企業とともに商品化。素材本来の良さや個性が生かしながら、丁寧に手作りします。

世に出ることのなかった京焼、清水焼、西陣織糸などを活かした「アクリル×工芸品の一輪挿し」と「アクリル×陶器のCUBE」。

もともと捨てられるはずだった伝統工芸品の欠片が、新しい商品として生まれ変わり、世に出ていくのです。

「WAKURA-和蔵-」の最終的な目標は、産品のブランディングや商品販売ではありません。商品をきっかけに、素材が使われた伝統工芸のある町へ「行ってみたい」「見てみたい」という思いを創出することが目的です。

日常的に伝統工芸品に触れる機会は多くないと思いますが、「WAKURA-和蔵-」の新しい商品を通して、少しずつ知ってみるのはどうでしょうか。

[WAKURA-和蔵-]

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