iPhoneから流れる音楽をみんなで聞きたいとき、こんなスピーカーを即席で作ってしまうのはどうでしょう? 作り方は雑誌を丸めてiPhoneを挿すだけ!
このアイデアは、南米地域専用のオンラインラジオ「Coca-Cola.FM」の1周年を記念して作られたキャンペーン企画で、ブラジルの雑誌「Capricho」の雑誌裏に広告として実際に使われていたものです。
この広告が載っていた「Capricho」にはすでに切り込みも入っているので、丸めてiPhoneを挿すだけ。実際に家にある雑誌で試してみる場合は、自分で切り込みを入れなければなりません。
元ネタの「WonderHowTo」のサイトには下のような簡単なガイドを使って説明がされていました。上が雑誌の端側で、下が背表紙側となります。
実際に作ってみると、裏表紙の紙の質や雑誌の厚みなども関係してくるので動画のようにビシッと立たせるのはなかなか難しいようです。しかし、テープを使ったり後ろに支えを置いたりと工夫をすれば問題なさそうです。
実際の音質はというと、もともとがiPhoneスピーカーから出る音なので音質自体に変化はありません。ただ、iPhoneが真下の直線方向にしか音が出ないのに対して、この雑誌スピーカーの場合は、左右の穴から音が聞こえてくるので予想以上に音が大きく広がって聞こえます。みんなで聞くにはいいんじゃないでしょうか。
広告としても、簡易のスピーカーとしても面白いアイデアです!
How to Turn any Magazine into an iPhone Stereo Sound Dock [via WonderHowTo]