甲殻不動戦記 ロボサン

かつて、謎の宇宙生物の襲来から地球を守ったといわれる伝説の巨大ロボット。今となってはその動かし方も分からず、隔離地域でお払い箱となっていたが、ただひとり宇宙生物の再来を予見して、独自の研究を重ねてきた教授(甲本雅裕)は、来るべき日に備えて優秀なパイロット候補を選んでいた。しかし、何ヶ月かぶりに訪れたロボットのコントロールルームは、いつの間にか近隣の女子中学生たち(私立恵比寿中学)の放課後の溜まり場にされてしまっている。ロボットのことを「ロボットさん」「ロボサン」などと呼び、教授のことはお構い無しに無駄話を続ける少女たち。そんな中、海外の軍隊に配備されていた量産型ロボットの一体が、「ロボサン」が眠るこの都市を襲いにやってきた。8人の少女たちとロボットに絶体絶命の危機が迫ったその時、いったい少女たちの何に反応したのか、ロボットが起動し、量産型を撃破してしまう。少女たちとロボットとの間には、大きな謎と絆が隠されているのだった…。
詳細を見る